【感想・ネタバレ】女優エヴリンの七人の夫のレビュー

あらすじ

7回結婚した彼女が真実に愛する人は?

ハリウッド黄金期に活躍した大女優が人生の最期に明かした秘密と贖罪の物語

雑誌『ヴィヴァン』の新人記者モニークは、隠遁生活を送る往年の大女優エヴリン・ヒューゴの独占記事を任される。エヴリン自身がモニークを指名してきたというのだ。なぜ自分が選ばれたのか困惑しながらも、モニークは女優が住むマンハッタンの高級アパートメントに向かった。現在79歳のエヴリンはグラマーで優雅な女優として一時代を築き、七度に及ぶ結婚生活を送り、その波乱に満ちた伝記を執筆し死後出版するよう提案してきた。怪しみながらも同意したモニークは、悲痛の事実を知らされることに…

号泣必至と話題、全米ベストセラー小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

女優エブリンの7人の夫を通して、エブリンの一生を解き明かすストーリー。
本当に愛した人、乳がんのこと、安楽死のこと、男女のこと、、、この1冊に詰まっているテーマがいろいろ隠されている、凝縮された1冊。
最後にわかるモニークとの関係も結構衝撃的だった。
訳がいいからか、とても読みやすかった。

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2025年12月04日

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長い長いエヴリンの物語。
10代前半から80代まで、エヴリンと共に人生を歩んだ気持ちになる。
老いて、娘・最愛の人・親友・夫達 みんな先に逝ってしまい、取り残されたような気持ちまで 自分が抱いているような錯覚さえ覚えた。

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2025年12月01日

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ネタバレ

エヴリン・ヒューゴの本当の愛とは__

最初は長いな〜と思ってたけどやっぱり後半になるにつれてどんどん読める!その先は??って見たくなっちゃうハリーの最期の辺りからは特に。

作中に出てくるビリー・ホリデイの曲を聴きながら読むと本当にその世界にいるような、または映画を見てるような気分になる、紅の豚っぽいなとも思った雰囲気が

読んでて家族愛も大きなひとつのテーマだなと感じた。いろんな愛のカタチがあるんだなって

海外の本に馴染みがないから作中の海外の言い回しが理解し難い部分があったから理解できるようになったらいいな〜歳とってから読むとまた変わりそう
映画決定してるらしいからみたいな....

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2025年06月11日

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こんなに長い小説は初めて読んだ。
読み始めるとハリウッドの非日常の世界に引き込まれる。やっぱり華やかな舞台で活躍してる人は光が多ければ多いほど苦悩も多いのだなと思った。深い愛の物語で、読んでいて本当の愛ってなんだろうって考えさせられた。

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2025年05月13日

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また一つ素晴らしい小説と出会えた。読み終わってすぐ、私が感じたことだ。大女優であるエヴリンの人生。この物語の語り手であるモニークを指名し、自伝を作りたいという。語られる秘密と、愛の話。波乱に満ちた人生を精一杯生きたエヴリン。彼女の本当の愛を知った時、私は彼女を愛さずにはいられなかった。

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2025年02月18日

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ネタバレ

エヴリンのような人生を送ってみたい、読み終えた時真っ先に感じた感情。
同じ女性として、生きる人間として。
自分のために行動をする、ということが時には誰かに迷惑をかけると思ったりすることがよくありますが、自分の人生なんだもん、それでいいじゃないか、と思わせてくれる本でした。
エヴリンに会いたい

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2024年10月19日

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途中から予想外の展開で面白かった。実際にもそういうセレブ、いたんだろうな。
終盤の秘密の結婚式のシーン、泣きそうになった。
(ところで、「陥るのが贅沢なパニック」って何?)

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2024年05月23日

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ネタバレ

星4.5くらい。
面白かった。

最初はスルーしていたけど、LGBTQ関連の作品と聞いて興味を持ち、読んでみた。面白かった。
700頁越えに、ちょっと億劫さを覚えていたけど、自伝を作るということで、語り口調が読みやすくて、夢中になって読んだ。面白かった。

なぜ、モニークに依頼したのかは、まあなんかあるだろうな、両親のどちらかが関係者だろうなと思ったけど、ハリーの恋人だったとはな。なるほどな。

エヴリンの生い立ちについて、ハリウッドで成功するまでのところは、特にマリリン・モンローっぽいなと感じた。男からの視線から自分の武器が何であるか理解し、のしあがっていくところは、悲しいけれど面白い。

映画監督と結婚した時、彼は女優と寝て私と朝目覚める、というような言い回しが出てきたけど、まさにって感じで面白かった。エヴリンの本質を理解し愛してくれたのは、ハリーと彼女(とその兄)だけだったんだなあって感じ。

モニークへ依頼したのは、父親の件以外にも安楽死についての記事を書いたから、というのも効いてて面白かった。なるほどな。映画化するらしいので楽しみ。

晩年の彼女の容姿は、オードリー・ヘップバーンの姿を想像していた。

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2023年12月25日

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これまで読んできた恋愛小説とは異なり、何て言ったらいいのかわからないくらいに感情的になれる一冊。
モニークがエヴリンに影響されて少しずつ変わっていったように、私もこの本から多くのことを学べた。
記憶を消してもう一度読みたい本No.1


「すべては運次第ではない。運とどれだけ卑劣な人間になれるかにかかってる」

「私が望むものを私が手にできるようにするだけ」

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2023年07月19日

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改めて思ったこと。
その人の本当の事実はその人にしか分からない。

自分から見える他人の事実はただの一側面の事実であって、自分から見えたその一面だけで他人のことを判断したり知ったかぶりのように振る舞ってはいけない。

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2023年07月09日

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どんでん返しがいくつか待ち受けており、長かったけど面白さが続いた。Netflixで映像化されるらしい?のでそれにも期待。

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2025年08月02日

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驚くほど分厚い小説だったけれど「彼女が本当に愛した人」が語られるのを期待して、どんどん読みすすめていけた。

「結婚」ってこんなものだっけ?当たり前だけど、自分のとはまるで違うものだと思った。エヴリンにとっての「結婚」は、欲しいものを手に入れ、大切なものを守るための手段でしかない。

普通っていいな。美貌にも莫大な富にも憧れるけれど、やっぱり普通っていいなと思った。

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2025年02月08日

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おもしろかった!
分厚さを感じないくらい軽やかに読めた
エヴリンなりの正義、なぜ7回も結婚しなくてはいけなかったか

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2024年12月27日

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ネタバレ

始めての海外文学。
大好きな宇垣美里さんが紹介していたのでトライ。

エヴリンの口から語られる真実、記事で綴られる事の違いが印象的。
真実は常に当事者の心の中にしかないのだと感じた。

また最初の頃のエヴリンは愛する人と繋がる幸福感を知らず、女性である事を武器として使用する事に抵抗がなかったのが、愛する人との繋がりとそれに伴う幸福感を知ってから初めて愛する人ではない人との情事で感じ方が変わったシーンが印象的。

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2024年12月12日

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ハリウッド黄金期に活躍した、大女優、エヴリンが、人生の最期に明かした、秘密と贖罪。
7度も結婚、再婚を繰り返した、エヴリンが、最も愛したのは、誰か。

739ページもある分厚さ。
手が重たかった。

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2025年08月22日

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ネタバレ

往年の大女優エヴリンが自身の人生を告白する中で、7回の結婚と愛が軸になるが、冒頭でとてもわくわくした。エヴリンは見目が優れているが、それ以上に人々を魅了する凛とした強さを持って、愛とともに生きていく姿は読んでいて快かった。
しかし、「七人の夫」を持ちながらレズビアンであるシーリアを心から愛し、自身もバイセクシュアルというのがどうしても受け付けなかった。世間体を気にするのは理解できるが、シーリアを愛しておきながら次々と結婚し、子どもを持つ姿に、結局は普通の幸せを掴みたいように掴むのだという嫌悪感が湧いた。
分厚いがすらすら読めて、表紙やタイトル、題材にとても惹かれる作品だった。

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2025年07月28日

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雑誌の記者モニークはなぜか突然
79歳の大女優から指名され、独占取材をすることに。
それはただの取材ではなく、彼女の7回に及ぶ結婚を含む、波乱に満ちた伝記を書いて欲しいという依頼だった。

なぜ女優のエヴリンは若い記者であるモニークを選んだのか?
そして7人の夫とはどんな人物で、
なぜそんなに結婚と離婚を繰り返したのか??
という謎が気になる、ミステリーな要素もありの、
しっかりと分厚い海外小説。

謎は最後まで明かされず、ヤキモキ。
かなりのボリュームだけど中弛みも感じず読めた。

7回ってちょっと多いんでない?と
最初は感じたものの、そこにはいろいろ複雑な理由もあり。
そして真実は、実際にはエヴリンが語って聞かせた中にしかなかったのだ、とわかる。
物語の間にちょこちょこと差し挟まれる
ゴシップや雑誌の記事の内容は
真実を伝えているようで実は
ただ物事の表面をすくって見せているだけなのかも。
ほんとのことは本人とその当事者たちだけしかわからないものだと気付かされる。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大女優エヴリンから自分が死んだら自伝を書いてほしいと無名のライターが指名される。
父親の虐待から逃げるようにハリウッドに行き、身体を利用しながらも登り詰めて行く過程とそれに絡む七人の夫との馴れ初めを聞くうちに、彼女がラズビアンであり、それを隠しながら過ごしていったことを知らされる。七人の夫の中で一番心から繋がっていたゲイのハリーとはデビューの頃からの戦友であり、親友、そして家族だった。その彼が事故にあい一緒に車に乗っていた彼氏が指名されたライターの父だった。

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2024年03月20日

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