麻野涼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
薄いけど思ったより字がつまってたみたいで、予想より時間がかかっちゃったww
誤審・・・父親の誤審について娘が奮闘し、父親と見事無罪放免めでたしめでたし。って話なのかと思ったら、ちょーっとちがったみたいね。
この作品としての最後のドンデン返しは確かに予想外だったけど、
そこにもっていくには、もうちょっと真犯人について書いて欲しかったなぁ~・・・と思う。
あと、実際にこんな巧くいくかね?と思わないでもないが、そんな事いってたら、フィンション読んでられないので、そこはつつかない事にしよう。
それでもつついてしまう作品はあるけど、これはそこまではいかなかったかな?
読みにくかったわけでもないし、なん -
Posted by ブクログ
ある田舎町で起きた夫婦殺害事件で警察は、前日に被害者がいちゃもんをつけていた幼馴染みの大船貢を逮捕した。いくら無罪を主張しても受け入れられることはなく、警察の執拗な取り調べに耐えきれず、ついに大船貢は、やってもいない罪を認めてしまう。長女は自殺、次女は失踪、そして母親は心の病に倒れ、一家は崩壊した。それから時は流れ・・・・・・大船貢の三女・工藤典子は看護師としてガン末期患者のための緩和ケア病棟で働いていた。そこに入院してきた患者・箱崎聡一郎の寝言に、典子は愕然とする。
タイトルから想像していた話とはだいぶ違った方向にいっちゃったな~というのが正直な感想。”社会派ミステリー”ともあったし、