宮崎浩一のレビュー一覧

  • 男性の性暴力被害

    Posted by ブクログ

    ひととおり読んだんだけど、自分のなかにまだ偏見があることが自覚できる。頭の一方では、男性が性暴力に遭うことがありそれが心身に傷を残すことも理解できるんだけど、もう一方で、とはいえ女性が性暴力に遭うのに比べれば……と思ってしまう。
    読みながら思ったのは、男の性って自由奔放でいられるようでいてないがしろにされているなということ。それは性暴力に遭ったときにないがしろにされるというだけでなく、たとえば第二次性徴期を迎えるときの準備教育であったり巷の態度であったり、異性とかと性交渉するにあたっての準備教育に関してもそうだろう。十分な知識が与えられなかったり、大切にされたり守られていることが伝わっていない

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    2025年11月09日
  • 男性の性暴力被害

    Posted by ブクログ

    男らしさという言葉が悪い意味で作用している。
    男性から男性への性暴力は刑務所が連想されるが家庭内などから発生となると地獄としか言いようがない。
    歴史の本にある稚児とかも恐らくはその様な対象で多分昔からあったけど顕在化していなかったものと見られる。
    個人的な事であるが昔全寮制の学校にいた頃、喧嘩に負けた奴が勝った奴のを口淫させられる(目をつけられた人)という絵図を見たが、あれがまさに本書の内容にあたると回想させられた。

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    2024年06月29日
  • 男性の性暴力被害

    Posted by ブクログ

    この国の性教育は脆弱なので、自分が性被害を受けていることに気付けない人、大人になってようやく気付く人が多くいるように思う。
    子どものうちに知識を身につけておくことが必要だと思った。

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    2024年05月28日