水口文乃のレビュー一覧

  • 知覧からの手紙 新版

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    戦争はほんとうに誰も幸せになれない。
    どうして離れ離れにならなければならないのか。
    涙なしでは見れません。
    この本を読んで知覧に行こうと思いました。
    日本のために戦っていた彼らを忘れてはいけないな。

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    2025年10月22日
  • 知覧からの手紙 新版

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    愛する人の写真を胸ポケットに入れ、どんな思いでその瞬間まで操縦桿を握っていたのか。考えると胸が苦しくて仕方ありません。知覧特攻平和会館で拝借した穴沢さんのご遺書も、この本に登場する過去の手紙のやりとりを理解した上で見ると全く違ったものに見えました。また早いうちに知覧に行きたい。

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    2025年10月14日
  • 知覧からの手紙 新版

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    戦後80年の今年、あらためてこの本に向き合いたいと思いました。
    小学6年生の頃に訪れた知覧特攻平和会館。あの時、特攻隊という部隊の存在を知り、衝撃を受けたのを今も覚えています。
    当時は「自分よりずっと年上のお兄さんたち」が命を懸けたのだと思っていました。
    でも今になって読み返すと、むしろ自分よりも年下の年齢で、一番これからという時期にすべてを犠牲にしていたことに気づきます。
    恋をしたり、結婚を夢見たり、本来なら未来に希望を描く年代。
    それなのに「国のため」と信じて旅立っていった姿は、覚悟と誇りに満ちていて胸を打たれると同時に、国の在り方がどれほど残酷で間違っていたのかを思わされます。
    今の私よ

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    2025年08月31日
  • 知覧からの手紙 新版

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    手紙の中の日本語が美しすぎる。とても同年代の人が書いたとは思えない。
    自由に選択ができ、物量が飽和になった今、自分たちはどう生きるか考えさせられる。

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    2024年01月13日
  • 知覧からの手紙 新版

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    11月18日から19日の日程で、子供の頃から是非とも行ってみたかった鹿児島県知覧に妻と行ってきた。目的は、知覧平和特効記念館。どうしても、神風特攻隊が飛び立って行った知覧をこの目で直に見てみたかったからだ。

    そこで、この本を買ってきた。話は、特攻隊員と相思相愛の恋人の若い2人の恋と、その悲劇的な結末。しかし書かれていることは、全て紛れもない事実であり、感動を期待して作られた創作ドラマ等ではない。

    彼等の出会いは、今の若い男女のそれと幾分も変わらない。純粋で実直で実に気高く、されど壊れやすく傷つきやすい。実際、私も自分と妻の付き合い始めた頃とこの本の2人を重ねて読むことが少なくなかった。

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    2023年12月06日
  • 知覧からの手紙 新版

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    知り合いに勧められ手にした一冊。

    2人が育む純粋な愛に心打たれた。
    もし智恵子さん、利夫さんが戦争のない時代に生まれ、出会っていたらと考えてしまう。

    利夫さんの為と思いを馳せ行動する智恵子さんの純粋な愛に、智恵子さんを想い続けながらもふさわしい行動をと葛藤を抱えながら、溢れそうな思いを堪えながら役目を全うする利夫さんのどこまでも誠実な心に、胸打たれた。
    マフラーを通じたプロポーズがとても素敵で、心惹かれた。
    利夫さんが智恵子さんに送った遺書に書かれた言葉にも心を打たれる。
    死が目の前に迫っているにも関わらず、欲に飲まれることなくただ純粋に智恵子さんへの感謝や愛を伝えようとする利夫さんのその

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    2023年10月17日
  • 知覧からの手紙 新版

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    ネタバレ

    美しいな。。
    2人の心が美しい。。。
    その分叶わなかったのが悔しいし切ない。
    あと半年早く日本が降参していたら、一体何万人の命が助かったのか。。
    どれだけ悔いても過去は変えられないので、命懸けで日本の為に戦った人達に恥じない生き方をしたいなと心から思います。
    生きる時代は選べない。
    自分がこの時代に青春を過ごしていたら、毎日何を考えていたのだろうか。
    2人の手紙での文章の表現力には驚かされました。。これ同世代!!?って。笑
    インターネットがなかった時代だからこそですかね。。
    智恵子さんは2013年に90歳で亡くなられたとのこと。
    2人が天国で再会して、笑いあっている姿が浮かびます。

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    2023年10月15日
  • 知覧からの手紙 新版

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    当時は、御国のため、銃後のためとして、無意識のうちに私情に蓋をして、従容と死地に赴いた人が(特攻隊に限らないとすれば)何百万人もいた。
    戦争がすべて悪い、といって思考停止していては、この問題の本質には届かない。
    今でも、そういう立場で仕事をする人は、たくさんいる。自分が行動しなければ、大勢の人の命が危機にさらされる、というとき、自ら身を投げ出してそれを防ごうとする行動を起こすであろう人がたくさんいる。これは個人の倫理の問題だ。

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    2024年04月14日