剣持刀也のレビュー一覧
-
匿名
とても良い
16歳剣道部高校生VTuberの剣持刀也、というキャラクター像をこの世で1番理解し、エンタメコンテンツとして愛しているのは間違いなく剣持刀也自身だと断言出来る内容が詰まったエッセイだった。
配信を日頃見ているリスナーほど今回エッセイを出すことでキャラ像が崩れるのではないかと不安を抱いていた者も少なくなかったように思うが完全に杞憂だ。
初配信から現在に至るまで芯となる考え方やスタンスを貫く姿勢を保つのはなかなか難しいものだが、エッセイ内の随所に現れる剣持刀也の抱く思想は彼が愛する愚かさそのものであり、世界を謳歌するにあたって欠かせない要素なのだろう。
個人的にエッセイ自体は普段の配信を本にしたら -
購入済み
剣持刀也のルーツが分かる
剣持の頭の回転の速さだったり配信者としてのスタンスが好きな人には特にオススメです
人が辿ってきた軌跡を見るのは大体面白いものですが、剣持のルーツは特に気になってたのでそれだけで自分は買い1択でした
内容は各章のオチのつけ方まで含めて満足の一言
多少お値段は張るが、剣持が好きなら買って後悔することは多分無い
普段マンガとか買ってもレビューとかはほぼしないけどこれはしたくなった
そういう気分にさせられる内容だった -
購入済み
『剣持刀也』という人物を知るに足るエッセイ本だった。
最後の親子対談ではこの親にしてこの子ありという言葉通りの印象を受けました。剣持父ゲスト回のシャプラジ待ってます。
剣持刀也という存在について知っている人、知りたいと思っている人に是非読んでいただきたい。読んでもらった際の満足度は保証できる。と言えるぐらいには良さを感じました。
彼の思考を覗き見るような、剣持刀也成分純度100%のエッセイ本でした。願わくば第2弾がありますように。
また配信で。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私が高校生の時から推しているVTuber剣持刀也によるファーストエッセイ。1年ぶりに再読した。
元々彼の達観した視点と配信でのエンターテイメント性で好きになったのだが、この本は配信という形ではなく文章という形でそれを表してくれていてとても良かった。真面目な文章を連ねたと思えば章末で急に叫び出したり、ポエミーな言葉で締めくくったりするなど、文章においても剣持刀也らしさが強く感じられた。
個人的には「手を差し伸べるだけが救いではない」という言葉が印象に残っている。ちょうど友人関係に悩んでいる時に再読したので、この言葉に救われたような気持ちになった。彼の持った経験と知識、そして考え方が、剣持刀也 -
Posted by ブクログ
エッセイと銘打っているものの、私の勝手なイメージとしてエッセイ(随筆)は体験を基に自分の感情の動きや失敗を通しての学びを書くというものがあり、それに照らし合わせると、本書ではその学びを理論やより抽象的な考えへとさらに昇華させており、エッセイというよりは評論という印象を受けた。教典という言葉が本当にしっくりきた。ただ、そういった評論的な側面だけでなく、対談やQ&Aといったコーナーも充実しており、挿絵が多いことも相まって要素としてはファンブックや写真集らしさも感じた。ファンとしては満足な一冊でした。
剣持が配信で喋っているのと何の乖離もない文章で書かれておりスッと読めたことに驚いた。自分の喋り -
Posted by ブクログ
ネタバレいつもは面白い文章や物語が読みたくて本を手に取るが、これは剣持刀也が何を書くのかを知りたくて買った。Vtuberは半ナマみたいな存在で、在り方は演出でもその人らしさと切り離して見ることは難しい面もあり、剣持刀也をより面白がりたいという、こちらのエンタメとの向き合い方が、剣持刀也を知りたい、という気持ちを伴いやすいと感じる。嘘かもしれない。ただのオタクです。
「「めんどくさい」って「面白い」だから。」というコメントが一番刺さった。剣持さんの活動を好きになって、そのスタンスを見習うことで、楽しむとか味わうとか、経験値や走馬灯とか、そういう生活との向き合い方に幅が出ている身なので。
こうしてあらた