俵浩三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「らんまん」は牧野富太郎がモデルにしては(架空の槙野万太郎という人物になってるけど)いい人過ぎるし、寿恵子さん良妻賢母過ぎて、まあ時代設定が明治後半から昭和とはいえ、できすぎてるなと言うのが感想だった。
ただ在野の植物学者牧野富太郎が偉大な人であるのは確かで、日本の植物は日本で記載するというのを確立して実行したことだけでも素晴らしい。「図鑑」というのをつくったのが牧野富太郎だというのは後生の牧野伝説であるのはわかったし、今では忘れ去られているけれど同時代に実は牧野より先を進んだライバルがいるのは、詳細な裏付けでよくわかった。
「頼まれたことは少しもやらずに、頼まれないことばかり夢中になって