村上由鶴のレビュー一覧

  • アートとフェミニズムは誰のもの?

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    アート分からないと思っている人におすすめの本
    フェミニズムの印象もこの本でガラッと変わるはず
    著者が写真美学専門なので写真作品多めだけど面白く読めた

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    2024年05月07日
  • アートとフェミニズムは誰のもの?

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    性差別問題については、個人的に関心を持って目にした記事や書籍を読んで理解をし、日々の生活の中での言動を気にする様にしているが、それでも無意識のうちにそのつもりは無くても、差別的な言動をしてしまったと後から思う事は多々ある。
    自分の育った環境や教育の影響だと思うので、これが解消されるのは、何世代もかけて差別意識を薄めていくしか無いのではないかと感じてしまう。

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    2023年09月20日
  • アートとフェミニズムは誰のもの?

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    アートの歴史に男性至上主義がまかり通ってたことさえ知らなかった。
    有名な絵画に女性が多く描かれているのは承知していたが、興味もあまりなかったことから深く考えていなかった。
    そのことに気づくことができる名著。

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    2025年01月02日
  • アートとフェミニズムは誰のもの?

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    2024.12.07 フェミニズムの考え方について、学ぶことができた。フェミニズムのアート作品はいくつかは知っていたが、より深く理解することができた。

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    2024年12月07日
  • アートとフェミニズムは誰のもの?

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    フェミニズム批評、フェミニズムアートについて、一般人にわかりやすく紹介した入門書。非常に平易な言葉で書かれており、大変わかりやすかった。

    アートの世界の敷居の高さ、高慢で排他的なありようを批判している。差別を上位/下位、中心/周縁の構造で捉え、声をあげ始めた下位/周縁の人々の中で、さらに下位/周縁に押し込められる人々が出てくる(白人女性フェミニストによる黒人差別など)という指摘は大変頷けるものだった。

    一方で疑問に思ったことがある。フェミニズムアートは、見ていて不快になるようなものが多く、それは世の中を批判するためにあえてそうしているのだということはわかったが、普通に美しいものや見ていてう

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    2024年05月01日
  • アートとフェミニズムは誰のもの?

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    ネタバレ

    アートとフェミニズムという、一見よく内部が見えないもの同士を互いに関連づけながら読みといていく新書。
    中立的な文体で安心して読み進められた。

    上位⇔下位/中心⇔周縁という構造が、社会的にも歴史的にも繰り返し表れていることが分かった。
    フェミニズムに関心があり読んだが、現代アートの課題も知ることができて良かった。

    アートもフェミニズムも「みんなのもの」と言えるにはまだ遠いけど、タコツボから抜け出してまずは自分とそのまわりから変わっていく、そんな勇気をもらえるような本だった。

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    2024年04月08日
  • アートとフェミニズムは誰のもの?

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    クリストを初めて知ったのはマイアミの島をピンクの布で包むプロジェクトからだったかな…その時の作品クレジットは確実にクリスト単独でした。しかし、いつだったか忘れちゃったけど、過去の作品を含めすべてを彼のパートナーであるジャンヌ=クロードと連名にすると宣言したのに驚いたことを思い出しました。本書で紹介されるジャクソン・ポロックとリー・クラズナー(この本で初めて知りました…)の夫婦のエピソードに触れた時でした。ポロック1912年生まれ、クリスト1935生まれ…世代の違いなのか、教育の違いなのか、持っている資質の違いなのか、確実に女性に対する向き合い方が違っています。映画の世界では#metooに始まる

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    2024年01月07日