中央東口のレビュー一覧

  • 鬼哭街 鬼眼麗人

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    アクションと非道な展開が持ち味の虚淵玄だが、しんみりとしたエンディングもまた上手い。ハッピーエンドかどうかは難しい所だけど。
    分冊で薄い本なのでまとまった星海社版の方がいいかも知れない。

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    2014年03月23日
  • 鬼哭街 紫電掌

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    サイバーパンク武侠片。

    侠(おとこ)の物語らしく、男祭りですね。
    エロゲー派生作なのに、濡れ場強くないし。

    でも侠客モノは非道な輩も多数でてきて然りですけど、自分はそうした陰惨な部分よりも、侠としてみせる「義」を超えた「復讐」と、最愛の妹への「仁」と、加えて武侠の超絶武巧に魅せられた作品です。

    鬼ぃちゃん無双!

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    2013年03月02日
  • 鬼哭街 鬼眼麗人

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    タオローとホージュンの超越武闘!

    絶技の開眼のシーンは鳥肌モノです。

    タオローの復讐劇は報われたとは言えないが、刀に専心して闘い抜くことで、己の仁義は果たしただろう。

    そして悲劇でありながら、そこはかとないハッピーエンド風なのが、また切ない。

    「涙尽鈴音響」が聴きたい……。

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    2013年03月02日
  • アイゼンフリューゲル2

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    ネタバレ

    音速を超える帝鳳龍.
    その世界最速の龍を超えるために制作された
    世界初のジェット機,ブリッツフォーゲル.
    そのテストパイロットのカールと帝鳳龍のバトルが熱い.

    面白かったよ.
    やっぱいいね,虚淵氏は.

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    2012年05月17日
  • アイゼンフリューゲル

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    ドイツ語ってやっぱりかっこいいな、と思わされた一冊。固有名詞が多くて読みにくいラノベとは違い、スラスラと読めて物語に集中できました。
    このお話に出てくるドラゴンがすごいかっこよくて、イニシャルD的な走りの魂を感じました。
    面白かったです。

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    2011年12月01日
  • 鬼哭街 鬼眼麗人

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    ネタバレ

    武侠モノは大好物なので、かなり燃えました。
    しかし非道い設定だw

    こういう非道いのを書く作家が、世間様から認められている昨今、
    日本の将来はお先真っ暗だね!いーいみで!

    薄めの文庫2冊、実にいい長さで、こういう構成のが
    もっとあってもいーのに。最近、なんでもかんでも長大シリーズ化
    しちゃいますが、かんべんしてもらいたいものです。

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    2011年09月04日
  • 鬼哭街 紫電掌

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    ネタバレ

    …徹頭徹尾、非道いw

    角川スニーカー文庫ってすごいね。こんなんだすかあ。

    非道すぎるにもかかわらず、
    ある意味ハッピーエンドってなんでやねんw

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    2011年09月04日
  • アイゼンフリューゲル

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     天地が別れた始まりの時代より、大空は龍たちのものだった。
     それから暫くしてヒトが現れ、やがて空へと恋い焦がれる……だがヒトは翼を持たぬ生き物だった。当然、天の覇者から覇権を奪うことなど出来ず、しかしそれでもヒトは、大空への憧れから、さながらひな鳥のように弱々しく空への挑戦を続けることとなる。
     重い鉄で武装した、人工の翼で。

     最初の2ページ。最初の2ページだと思う。
     これを読んで、胸に僅かでも熱いものが灯るのを感じたなら、是非読んでもらいたい。
     天翔る支配者達に挑む、英雄達の物語――本当、こういう話は虚淵玄にしか描けないだろうなあと心底思うのであった。まる。

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    2011年06月21日
  • アイゼンフリューゲル2

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     アイフル(大手消費者金融ではない)、堂々完結。
     愚直なまでに空への挑戦をし続けた男を待つ、その景色とは――それは君の目で確かみてみろ!

     ちなみに、イラストを担当されているのは中央東口さん。虚淵玄の相方といえばこの人!……と、個人的には思っていたり。
     しかし改めて、この作者の途方もない知識(飛行機の設計から軍事関係、科学まで)には驚かされる。何と言っても、作中の説得力が尋常じゃない。作品の方向性が方向性だけに、生半可な知識では物語として成立させることすら難しいはず……本当に、凄いとしか言いようがない。

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    2011年06月21日
  • 鬼哭街 紫電掌

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     みんな大好き、僕らのタオロー兄さんの復讐劇開幕だ! 外道たちを狩る、孤高の剣鬼の無双が見られるぞ!

     原作はニトロプラスのPCゲーム『鬼哭街』。最近リメイク版が発売されたようなので、そちらがおすすめかも。活字だけで十分、という方は是非。少ないページ数に、濃い内容がギュッと詰まった一冊。

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    2011年06月21日
  • 鬼哭街 鬼眼麗人

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     美しい作品でした。
     丁寧で、かつ圧倒的に巧い。
     虚淵玄の本気を垣間見た気がした。

     あとホージュンさん本気で強すぎです……

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    2011年06月21日
  • アイゼンフリューゲル

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    ネタバレ

    虚淵玄×中央東口ですよ.

    それだけで内容も知らずに買ったわけですが面白かった!

    これは,龍が空を支配する世界において

    ひとつのチームが

    龍よりもただ速く飛ぶことの出来る飛行機を製作するために

    持てる限りの情熱と科学技術を終結する物語である.

    わけですが,そのときの主流はレシプロ機,つまりはプロペラ機なわけで

    それでは亜音速・超音速で飛ぶ龍には勝てるわけも無く

    それまでに無いエンジンの開発とか….


    いやー,良いね!

    どんどんページが進むね.

    5点あげちゃう.

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    2011年06月11日
  • アイゼンフリューゲル2

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    星つけすぎかなと思いつつ、面白かったんだからいいのだ。
    上巻は起でしかなかったんですね。バランスが悪いけど、もとは一巻の予定だったのを二冊に分けたんだからしようがない。
    2巻は1/4を過ぎたあたりからフルスロットルで話が展開していきます。
    戦局がにらみ合いから戦闘へ突入する辺りからもうページを捲る手がとまりませんでした。
    読み終わった後に、カールの葛藤や逃げへの決着の付け方はこれしかないと思えました。
    残された者はたまったもんじゃありませんが。
    特にあの人のカールに対する責任感の重さは、ひとりで背負うには大きすぎる。
    プロポーズの言葉はらしくて笑っちゃいましたが、もう少し彼自身の考え方が変わら

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    2010年07月10日
  • 鬼哭街 鬼眼麗人

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    これだから虚淵は!!

    美少女そっちのけで繰り広げられる戦い。
    男同士のガチンコバトルは「あれ、これってキラルのだったっけ?」と思わせるくらい男祭り。女?なにそれ。
    ラストは涙鈴〜を聞きながら読ませていただきました。
    片岡先生はゲーム文体からのシフトがうまくありませんでしたが、これはもはやうまいとかのレベルじゃなく、むしろゲームのときから小説文体だったのかなぁ。と。
    とにかく小説としての完成度もピカイチ。私が虚淵信者でなくてもこれは面白いと言わざる負えない。
    人を選ぶ作品ですけどね。
    ルイリこわいよー

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    2009年10月04日
  • 鬼哭街 鬼眼麗人

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    凌辱され殺された最愛の妹・瑞麗の仇を討ち、その魂を集める為、次々と仇敵を撃破していく濤羅。しかし彼のは夏電磁発頸・紫電掌は確実にその命を縮めていた。残る敵は、かつての兄弟子であり、瑞麗の許婚でもあった劉豪軍。幻の桃園で認め難い真実を暴かれた時――二人の刃が激突する。虚淵玄の名作サイバーパンク武侠片・完結編。

    バトル描写がやっぱり重厚でかっこいー。溜息ついてしまう。鎧武も虚淵でノベライズされればいいのにと思ってしまうw
    それはおいといて読んでいる内に段々ゲームのことも思い出してきて、ああこんなシーンあったな、そうそうこんなので…と。でも最後まではっきり思い出すことは出来なかった、けど、最後のシ

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    2013年10月27日
  • 鬼哭街 紫電掌

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    サイバネティクス技術が発達し、サイボーグ達が横行する近未来の上海。その世界を牛耳る犯罪組織・青雲幇の幹部五人に辱められ殺されてしまった最愛の妹・瑞麗。――仇討ちと、五つに分かれた瑞麗の魂を取り戻す為、孔濤羅は人の道を棄て、鬼になる。虚淵玄の筆致が冴え渡る、今なお人気の高いサイバーパンク武侠片上巻。

    鎧武放送開始おめでと~ってことで虚淵を久しぶりに読もうかと思い積読してあった鬼哭街を取り出して来たはいいものの、星海社から完全版が出るんですね…知らなかったYO でも持ってるものはしょうがないので読んでしまいます。鬼哭街は五年前にプレイしたきりで全て瑞麗の掌の上の物語だったってことしかロクに覚えて

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    2013年10月12日
  • アイゼンフリューゲル2

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    空を愛したものの一つの行く末。

    空を愛したものといえば、サンテグジュペリ、マクロスプラス等が思い浮かぶ。

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    2013年07月09日
  • アイゼンフリューゲル2

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    やっぱ最後そうなるのかって終わり方だった。この人前からある意味ブレてないんだな。

    なんか下巻に入った途端「・・・ん?」となってしまう。
    カールの扱いがちょっと荒っぽくなった感じが。いくら最後・・・だからってねぇ。
    後半なんかツッコミどころが色々出てきて困る。結局戦争に参加するのかとか、最後の行為への繋ぎもなんか弱い。

    そして最後は・・・まぁ、この作品はいい終わり方に入るんでしょうね。

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    2012年01月21日
  • アイゼンフリューゲル

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    空を愛し、ただ飛ぶことを夢見た男が
    腕利きの飛行機乗りとなりその腕を買われ戦場へと駆り出される。
    しかしそこは、自分の焦がれた空ではなくて……。

    というのはよくある話だけども
    その先が変わってるかなと思って購入。

    軍を抜けた主人公は、それでも空を飛ぶことを捨てられず
    やがてあることに心血を注ぐことになる。

    それは、
    太古から空の覇者として君臨していた「龍」。
    彼らに、空の上で、「ただ飛ぶこと」において勝負を挑み
    勝つことだったーー。


    攻撃したり、駆逐したりするのでなく
    ただ大空でタイマンで挑むスピード勝負。
    それが良かった。
    龍の方も、絶対的な力を持っているにも関わらず
    無闇に人間の

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    2011年08月03日
  • アイゼンフリューゲル

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    虚淵玄というと「魔法少女まどか☆マギカ」や「沙耶の唄」に代表されるような重い感じの作品に定評ある方という認識なもんだから、内心ビクビクしながら読んだのだが、普通におもしろかった。

    主人公が純粋に空を求めて戦争に身を投じ、戦争に穢されたけど、また空を飛ぶが・・・ってところで今回は終わってる。

    絵はあるけど、女子はヒロインオンリーだし、文章的にもラノベらしくないどちらかと言えば一般文芸な感じ。

    次巻で再び戦争に巻き込まれそうな雰囲気だが・・・続きが気になる。

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    2011年04月24日