鎌田道隆のレビュー一覧

  • お伊勢参り 江戸庶民の旅と信心

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    伊勢つながりで読んでみました。伊勢参りの歴史と風俗を様々な史料によって紹介し、奈良大学から25年に亘って
    実践したお伊勢参りの様子を活写するもの。面白い。

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    2014年03月03日
  • お伊勢参り 江戸庶民の旅と信心

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    実験歴史学を提唱された鎌田先生の著者だけあって、近世における旅(道中)の具体的な様相が伺えます。

    お伊勢参りについては、宝永のおかげ参り・明和のおかげ参り・文政のおかげ参りという60年間隔の3つのおかげ参りを画期に考察されており、明和の頃から「信仰」の旅から物見遊山の旅へと変化していったとされています。

    また、奈良大学で行われていた「宝来講」での経験や出来事は、我々現代人が忘れてしまった多くのもの(旅人へ施行する心遣いetc)が詰まっているように感じました。

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    2013年04月04日
  • お伊勢参り 江戸庶民の旅と信心

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    いやぁ。。。想定外に面白かったです。伊勢本街道を歩いてみたかったんです。暗峠を越えて榛原までは歩いたんですよ。何日かに分けて。もう一度チャレンジしようかなぁ。

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    2016年03月08日
  • お伊勢参り 江戸庶民の旅と信心

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    現代私達が思い描く「旅」のイメージはどうやら江戸時代ごろに固まってきたものらしく、それ以前の旅は放浪ってイメージに近いらしい。
    江戸時代に盛んになったお伊勢参りを中心に当時の旅や信心について考察する内容です。

    当時の人のお伊勢参り感や約60年に一度起きた数百万人単位のおかげまいりなどは日本の歴史や文化を考えるにも面白いと思える。
    そして、最後の章では現代に二十五年にも渡って実際に歩いてお伊勢参りを行ってきた経験等を書き綴っているのも面白い。

    現代にも残る「おもてなしの文化」を語る一節は特筆に価する。
    こちらがお願いする以上のおもてなし、そして提供をする側が考えるおもてなしが出来ないときは、

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    2013年05月28日