松閣オルタのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
洋泉社から出ていた旧版を弟から「兄ちゃんこんなん好きやろ」と貸してもらって以来すっかり著者のファンになり、サイトもひんぱんに覗くようになった。オカルトとはビリーバー(信奉者)とスケプティック(懐疑派)の間に深い溝がある分野だけど、著者は言わば「愛にあふれた懐疑派」で、独特のシニカルかつちょっとキモい文体で、軽妙洒脱にガス抜きをしつつ、さまざまな怪事件や謎の現象をあらゆる方向から分析し、掘り下げている。結果、ことごとく迷宮入りのまま解決はしないのだけれど、何となく溜飲が下がるというか、スッキリした読後感に持っていくのだから脱帽。次回作も準備中ということで、楽しみに待ちたい。
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Posted by ブクログ
「ふふふ…新装版とは名ばかりだなオカ番マツカク!旧版は気づかないような誤字があったというが、本書もわかりやすい誤字脱字があるではないか!
その上、仮名にしているハズなのに、本名になっている箇所もあったぞ!!これはマズイだろ!
約束通り、ここは我々愛読者諸兄連合が仕切られてもらう!」
……とまあ、初版ではかなりアレな誤字や仮名になってない箇所がちらほらありますた。仮名じゃなかったは八丈島のナイ…とは違うと思うけど、校正さん目を通したのかな?
とはいえ、旧版を持っていても読む価値は十分。
旧版時点では未解決だった坪野鉱泉失踪事件も事件解決で書き直されている。
新規収録の記事も読み応えあり。
事実