伽奈茶井子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレノスタルジックな絵柄は、多くの妖怪が登場する、この『もっけの万々歳』にはピッタリだ。
藤田和日郎先生やみなぎ得一先生、ともつか治臣先生と言った、濃い目の絵柄で描かれる妖怪漫画が好きな私を、しっかりと満足させてくれた。
私自身が、割と、妖怪のバトルありの作品が好きな事もあって、物足りなく感じてしまうのでは、と読む前は不安だったが、それは杞憂であったようだ。
三体の妖怪、河童、死神、大天狗がお父さんとして、一人の人間の少女を育てているってストーリーには、新しさっつーか、オリジナリティを感じ取れる。
血の繋がりがないどころか、種族そのものが違う訳だが、三体のお父さんを、ヒロインの宝子は心から慕ってい -
匿名
ネタバレ異形のものと塩対応のお坊さん
まず先に言いますといわゆるBLに近いものです。
なぜなら表紙におります、お坊さんに惚れた狐さんは男性(オス)です。
へんげの術で女性(花魁さんなど)に化けたりしていますがそれはたかだか数ページで、あとはほとんど人間の男の子の姿でわきゃわきゃしております。
お坊さんも(事実かどうかはそれとして)「男色なので大黒さん(奥さん)はもらわないぞ」と言います。宗教によってはそういう連れそう存在を作れない作らないところもありますものね。
なので少しでもそういうモノが好きではない人は読むべきではないです。
広告が流れてきたので気になって読んでみましたけれども、コメディもなかなかに楽しかったのですが、わたしは