服部直美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世界のお弁当、お弁当箱、お弁当を囲む風景、と
「お弁当づくし」な1冊。
自分がせっせとお弁当を作っているわけではないのに、
『私たちのお弁当』(クウネルの本)もそうだけど
なんで人のお弁当ってのぞいてみたくなるんでしょう。
それも、“世界のお弁当”ときたら、なおさらです。
サブタイトルに”心をつなぐ味レシピ”とあるけど、
レシピ集というよりは、やっぱり読みものだろうと思います。
これで代用できるよ、という情報もあるので
もちろん再現はできるんでしょうけど、
本文のレイアウトも、レシピが占める割合からいっても、
“レシピ集”を期待すると、ちょっと違うのかも。
(作り手も、レシピ集メインは狙っ -
Posted by ブクログ
レシピ本が本当に好き。
作らないけど、読んでそれを作る手順を脳内で再現する。
自宅の台所で、これはないからあれを使って、これはきっと冷蔵庫にいつも入っている。
この工程は難しそうだけど、大丈夫だろうか。
作らないけど。
世界各国のお弁当の本。
ちょびっとレシピもついていました。
中国の野菜炒めぶっかけご飯は、一時期似たものにはまっていたなー。
味の濃い野菜炒めの汁が米にしみてうまい。
まったく可愛げがないけれど。
アジアのお米のお弁当に惹かれる、やっぱり。
バゲットのサンドイッチとかもいいけど、パンかぁ…と思う。
巻末の各国の皆さんのお弁当事情の紹介とか、体験談とかいいなぁ。 -
Posted by ブクログ
世界各国・地域の弁当の様式や中に入る代表的なメニューの簡単なレシピ、各地の気候や食文化の特徴が反映された弁当箱の紹介、各地出身の人々の弁当に関する思い出話、弁当が出てくる映画の紹介など弁当にまつわるいろんなことが、それこそ幕の内弁当のように詰め込まれている本。そういう意味では、品数は多いんだけど「これ!」という決め手の筋がない感じ。
弁当って、各国・地域の違いのさらに奥に、各家庭の違いが色濃く反映されてくると思うんだよね。だから、この本で「インドの弁当はこんな感じ」「台湾のは……」「カンボジアのは……」と紹介されても臨場感っていうのか、ホンモノ感に欠けるな。