瀬川幸一のレビュー一覧

  • 石油がわかれば世界が読める

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    「石油や穀物の値上がり」というようなことで、色々と起こっている昨今だけに、非常に薦めたい一冊だ!!石油や燃料のビジネス、技術を誰にでも分かるような感じで易しく解説している。

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    2009年10月04日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    2章では全体の半分のページを割いて、動力燃料、バイオマス、石油製品を取り上げるなど、石油に関する幅広いテーマを扱っている。その分、突っ込んだ話はあまりないが、環境問題を含めてフェアにまとめられている印象だった。

    ・ガソリン価格140円のうち、原油価格が40円(1バレル60ドルの場合)、日本の税金が60円、輸送・精製・販売コストが40円。原油価格のうち、生産国の税金が35円(UAEの場合)、生産コストは数円程度。
    ・サルファフリー化により、ガソリンと軽油に含まれる硫黄分は0.001%に減った(軽油は1995年から500分の1)。これによって、ガソリンの排ガスに含まれるNOxの還元・無害化ができ

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    2018年10月31日
  • 石油がわかれば世界が読める

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     石油問題の知識をざっと抑えようと思い、手に取った本。この本の執筆には社団法人石油学会が関与しており、石油分野の専門家が把握している最新の知見を知ることが出来る(この本は2008年に出版された)。
     しかし石油業界の人物が携わっている事もあってなのか、石油に代わるエネルギーの長所と短所を説明する下りは、道理にあった説明をしているものの、自分たちの利権を失いたくないがために貶めているのではないかといらぬ邪推をしてしまった。杞憂に過ぎないといいのだが。

     第一章は石油と環境の関係を簡単に説明しており、より詳しいことは第二、三章を読むことで分かるようになる。
     20世紀中頃まで続いたイギリスのスモ

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    2013年03月05日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    30年前、「30年後には石油資源は枯渇する」という話があった。
    だが、いまも石油が枯渇しないのは、なぜなんだ。
    こんな、一般のひとたちが抱く素朴な疑問に、石油学会の専門家たちが、懇切丁寧に答える。
    原油価格高騰のカラクリからバイオ燃料の将来まで、驚きの内幕。
    環境との意外や意外な関係、原油の原価は「たった数円」、近未来のクルマはどうやって走る?
    中東産油国の反乱など、3時間でわかる最新の石油事情。

    [ 目次 ]
    第1章 石油をめぐる世界の動き(石油と環境の意外な関係 石油は環境に良い? 地球環境問題は、そう単純ではない ほか)
    第2章 石油を上手に大切に使う(これからの自動車は

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    2011年06月05日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    石油に関連する話題がかなり盛り込まれており、何も知識がない人にとっての入門書としては良い。
    新エネルギーなどの話題にも触れており面白い。

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    2010年06月06日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    ほんとうに世界が見えてくる。日本人は特に、アラブ圏の事情に疎いと思う。ましてや、地図でイラクやイラン、サウジアラビアが分からない人は結構多いのではないか?

    この本を読んで石油に対する理解を深めれば、無関心だった国の事情を知りたくなるだろう。

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    2009年10月04日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    石油は30年でなくなる、そういわれて30年以上が経つ。
    今や日本に限らず経済大国では石油が欠かせない。
    しかし、その石油は有限である。
    今の消費ペースでは数十年で枯渇もありうる話である。

    この本ではいかにして石油と付き合うか、ということを述べる。
    石油が枯渇してしまうなら石油以外のエネルギーを作ればよい、と巷では言われる。
    しかし、安易な代替エネルギーは効率面でも環境負荷の面でもいい結果はもたらさない。
    他にも石油価格の高騰はなぜ起こるか、とか、今までの人類がやってきた使い方はどんな感じであったか、とか、
    石油に関するあらゆる基本的なことを書いており、石油について勉強するにはこの本から入ると

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    2009年10月04日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    石油=自然破壊・環境汚染、ではない。
    石油=数年内に枯渇、でもない。
    でも石油は限りある資源だ。

    そもそも石油とは何なのか。
    仮に石油以外でエネルギーを代替するとして、何を使えばいいのだろうか。

    世界を動かす‘石油’の概要がつかめる一冊。

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    2009年10月04日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    2008/4
    世界経済や政治に大きな影響力を与えているのが石油という存在である。良くありがちな中東の問題やメジャーと呼ばれる石油産業の政治力だけでなく、これからの石油に代わる資源や環境問題など、石油に関するいろいろな問題が書かれている。

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    2009年10月04日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    ガソリンが高くなった時期だから読んだ本です。枯渇による高騰ではなくて、投機による高騰だと知ったのはこの本ででした。

    僕らが子どもの頃には、石油はもうあと30年くらいで枯渇すると言われてきて、
    じゃぁ、あと10年位でなくなってしまうのかと思っていたけれど、
    どうやらあと40~50年くらい持つらしい。さらに技術革新や新油田の発見などで
    もっと伸びる可能性もあるということだ。さらに、オイルサンドとかいう
    ちょっと精製するのが面倒な資源も使うことにするようになると
    石油の寿命はあと200年にもなるそうだ。
    この本は4月に出たばかりの新刊で、石油が1バレル110㌦を超えたことにも
    触れられている、タイ

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    2011年07月13日
  • 石油がわかれば世界が読める

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    環境問題は科学的、論理的に考えなければならない。感情的にエコを叫んだところで、実際にそれがエコとは限らない・・というのは事実だある。

    したがって、石油を使うことのほうがエコである、ということもきっとありえるとは理論的にはわかる。しかしそれを書いているのが、社団法人石油学会であれば、どうしても眉唾というとになる。まあ、そういう本である。

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    2010年11月14日