戸田孝一郎のレビュー一覧

アジャイルワークの教科書

戸田孝一郎

著者が製造業（ここではブルーカラーの意味）と非製造業（ホワイトカラー、知識労働者の意味）の違いが本当に理解できているのかやや疑問に思うところもあるが、いずれにせよホワイトカラーの仕事を効果的に効率的にするうえで、アジャイルの概念・マインドセットは超有用と思う。スキルとかツールの前に、アジャイルのマインドセット。それはアジャイルソフトウェア開発宣言の価値観への共感から始まる。

とにかく直接業務を１日６時間以内で済むようにしていきたいので、チーム全体にこういう考え方やTipsを紹介していく。

いま取り入れてることでこの本でも近い内容が紹介されてたので、いくつかピックアップ。
・ペアプロによるレビューや振り返り（おしゃべりしながら仕事するのを推奨しているので）
・タイムボックス（時間区切るようにしているけど、意外とずるずるやり続ける人がいるので、時間決めて仕事するように促してかないと）

アジャイルワークの教科書

戸田孝一郎

元々トヨタのTPSやTPMと共通項が多いとは知らなかった。「見える化」、「タイムボックス」、「振り返り」はアジャイルワークのエッセンスですな。元々アジャイルはソフトウェアウェア開発のメソッドが発端な気がするが、ソフトウェア開発以外の働き方そのものにも適用出来そうな気にさせてくれる1冊。