野田俊也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実在するボードゲームを使って、ゲーム理論を解説する本。
インカの黄金やキャントストップ、ポーカー、カタンなどが題材として取りあげられている。
で、これを読んでゲーム理論が理解できるかというと、うーん……。
正直、よく分からないところが多かった。
そりゃ理屈ではそうだけど、現実ではそう上手くいなかいでしょ、みたいな。
自分には難しかったです…。
ただそれでも、馴染みのゲームを題材に何かが解説されるのは、やはり嬉しいもの。
ボードゲーム好きな人なら、読んで損はないと思う。
(そんなにマニアックなゲームは出てこないし)
余談ですが。
インカの黄金で2人になった時に、
・自分は進む
・相手 -
Posted by ブクログ
ネタバレ東京大学卒業後にスタンフォード大学で博士号を取得した著者による初の著作。著者が専門としているゲーム理論の考え方を、ボードゲームを用いて紹介するというのがコンセプトになっている。
・・のだが、正直言ってその試みはあまりうまくいっていない気がする。題材として取り扱われるボードゲームが一般の人には知らないものであったり、あるいは◯×ゲームのようなわかりやすいものである場合も、説明がわかりづらい(と思われる)ものだったからだ。自分はゲーム理論については経済学部ではないが学んでいるので、馴染みのテーマだったが・・)
こういったテーマであれば式などは全て抜いて新書で出すか、あるいはもう少し丁寧に説明を