小田海光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者は、東京の弘法寺で尼僧をされている小田海光さんー小田恵理さん。
出版の2年前に出家し、それによって与えられた戒名が海光(かいこう)とのこと。
空海の漢詩文集である『性霊集』や、その他の著作に収められた言葉を、著者の具体的無い経験とともに紹介されている。
8世紀、真言宗の開祖とされる空海は、若い時からたくさんの著作を出していると知る。
30歳で遣唐使として中国に渡り、サンスクリットや密教、その他最先端の学問などを学ぶ。32歳で帰国し、その10数年後に高野山に金剛峯寺を建立。
という歴史はとくに焦点を当てられてはいないのだけれど、
あらためて、私たちの知っている空海は