見坊行徳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「三省堂国語辞典から消えたことば」であって、言葉自体がなくなったわけではないことを意識して読まないと、「コカ・コーラ」を見つけてぎょっとしたりする羽目になる。
そして、あくまでこれは「三省堂国語辞典」に限っていることであって、ほかの辞書では残っている場合も多いので、一つの辞書だけを絶対視しないほうがいいと改めて思った。
それを踏まえたうえで、「ギャル」は残ったけど、「コギャル」は消えたことに、「ギャル」の一般化を感じた。
今は高校生や中学生でも「ギャル」に統一されているのだろう。
朝ドラを見ていた感じでは。
「士農工商」が消えた理由が、教科書に記述されなくなっているからというのにショック。 -
Posted by ブクログ
不思議な本。
字が大きい。
時点から消えた言葉を、辞典のようにあいうえお順に並べる。
コンピューター、電話のように、技術進歩とともに言葉が変わり、なくなる言葉。
MD、レーザーディスクは触る機会がなかったな。
ペチャパイ、ボインも、概念は今もあるけど、いろんな意味で使わない言葉。
あ、そうか、フテほどの世界か。
翔んでる ってことばももはやない。ある意味セクハラ用語なのかな。
一番関心した消えた言葉はオナペット。代表格はアグネス・ラムだろうか。
確かにこの言葉は消えた。概念も消えたのかな。
今のネット上のどぎつい映像がすべて。想像の世界にはいられない。
どんどん頭が悪くなりそう。
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Posted by ブクログ
意味が意外だった言葉や興味深かった言葉抜粋
「ぐりはま」
食い違うこと。ぐれはま。
ぐれるの語源とも言われる。
「家兎」かと
→肉や毛を利用するために兎を飼っていたことにびっくり
「懲り性」
一度で懲りてしまう性格。×凝り性。
「向老期」こうろうき
老年に差し掛かる時期。五十代後半から六十代前半まで。
→今でも使われていてもおかしくないのに、知らなかったのであまり浸透しなかったのか。
「こギャル(→ギャルとして少しずつ意味を変えながらも現在まで残っている)」「エムディー」「市場化テスト」
→まさに時代を象徴する言葉。
「さわやま」沢山の訓読み
「消費税」
→消えることがあるのかと