鶴崎修功のレビュー一覧
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文系でもハマる、というサブタイトルに相違ない、読み物として没入できる本でした。私はド文系で、ストーリー理解をしないと頭に入っていかないタイプです。そのため、数学の偉人の話やGoogleの名前の由来など、歴史や身近に潜む数学の知識などをピックアップしている点が良かったです。学生時代に戻ったら、あの公式とけたかも!と思わせてくれる、分かりやすく噛み砕かれた内容でした。ただ、私が数学が苦手すぎて、「なんでこの式になるんだっけ…?」「なんでここは掛け算にするんだっけ…?」など、手が止まってしまう場面が多々ありました…。なので、中学レベルの基礎知識は復習してから本書を読んだ方がより理解は深まるかもしれま
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Posted by ブクログ
ネタバレフィボナッチ数列=隣の数を足した数列。その比は黄金比に近づく。
日本では白銀比=神の比率、大和比ともいう。法隆寺の五重塔、伊勢神宮など。1:ルート2。紙の縦横の比率。
グーゴル=大きな数字の単位=1グーゴルは10の100乗。Googleの名前の由来。
自然数と平方数は濃度が等しい=1:1対応が可能。自然数と1:1で対応できるものを加算集合、無理数のような1:1で対応できないものは、非加算集合。
確率が100分の1のくじを100回引くとあたりがでる確率=当たらない確率の逆=99/100の100乗を1から引いたもの。
秀吉の紐=気の数を数えるとき1000本の紐を用意して、ひとつひとつに結びつけた -
Posted by ブクログ
おもしろかった。そもそもQuizKnockが好きでよく見るので、じゃっかんの欲目があるかもしれない。
■良かったところ
・数学の好きなとこあるあるが詰まっていた。終始ニヤニヤしながら読んだ
・取り上げ方も、分野や仕組みの話/偉人の話/チラ裏 と、混ぜられがちなテーマを切り分けて つまみ食いできるように工夫されていて素晴らしい。読みやすい。
意見が分かれる題材まで掬い上げて、日和らず自分の立場を明かしており、さすが。
・自分は、文章を書くときつい 箇条書きしたり、カッコ「」()を使ったり、構造をはっきりさせたがるのだが これってもしかして数学沼の方言なのでは?という気付きがあった。
ex.)