髙見澤俊彦のレビュー一覧
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ALFEE高見澤俊彦さんの著書。「音叉」に続き拝読しました。12月29日にALFEEのライブ参加後読み始めました。
①ドイツが舞台となっていますが、情景描写が細かくて情景が浮かんでくるようです。歴史的背景の考察も細かく描かれています。
②内容は、タイトルの「秘める恋、守る愛」
の通り、家族3人それぞれの心情の動きが細かく描かれています。夫の青春時代の恋、妻の寂しさ、満たされない思い…軽めの男性との火遊びはちょっとダメだけど(笑)娘の洞察力すごい。
高度経済成長下の古き良き時代が思い起こされます。
「オール読物」に約一年間連載されていたとのこと、
ツアーや楽曲制作の合間に少しずつ書き進められたの -
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THE ALEEのリーダー、高見沢俊彦の第3弾小説「特撮家族」の出版と同時に、
文庫化された、第二弾の「秘める恋、守る愛」である。
この作品は、恋愛小説であると同時に、家族小説でもある。
ドイツへ留学中の娘をテロや移民問題の観点から、日本に帰国させようと、
偽りの理由で、夫婦でドイツ旅行を画策するところから、物語は始まる。
娘を思い、会いに行くという始まりは家族小説の要素を呈しているが、
それだけだと、守る愛だけで良いように感じてしまう。
そこで、疑問に思う「秘める恋」である。
これを語ってしまうと、ネタバレにもつながるので言えませんが、
父・母・娘という3人家族のそれぞれの視点から物語が進ん -
ネタバレ 購入済み
ドイツに行ってみたくなる
ドイツの情景が浮かび、行ってみたくなりました。
えっ、これで終わり?!と思ったけれど、それで良かったのかな。
この夫婦のその後は気になるところですが。
きっと前向きな人生を送っているのでしょう。
単行本も持っていましたが、巻末書き下ろしの「出会い」が見たくて購入しました。
買ってよかったです。 -
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THE ALFEEのリーダーこと、高見沢俊彦の第三弾小説。
今作は、どう転んでも、著者である高見沢俊彦さんの
趣味が満載と言った、これでもかと言うくらい、
オタクな感じの知識が盛り込まれていて、
ファンタジーと言うのが正しいかわかりませんが、
単なるオタクな家族の物語とは一線を画す作品となってます。
主人公の田川家の長女・美咲は、無理に誘われて参加した、
合コンで恋のチャンス到来するも、父が急逝してしまう。
そんなことから、始まる恋愛×特撮×神様と言う何とも
不思議な家族の物語。
恋愛とか家族ってのは想像つきやすいかとは思いますが、
特撮と神様ってのがどう結びついていくのか、
そして父の -
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メリアーン♪
母音の前に付くTheは「ジ」と発音することを教えてくれるバンド、THE ALFEEの二代目リーダー高見沢俊彦さんこと高見澤俊彦さんの著作であります
こういうのとりあえず手を出すよね〜
高評価したことあんまないよね〜
メリアーン♪
うん、なんか色々詰め込んだごった煮みたいな小説
もっと煮込めばな〜
忙しかったんかな〜
という感じよ
う〜ん(・ัω・ั)
『特撮家族』と言いながらメインは神道なんよ
とても興味深かったんだけど…
なんか脇が甘いというかそんな文章
話の組み立てがね…
なんていうかさ骨組みがスカスカな感じ
もっとちゃんと設計図書いて組み立てたらいい感じになり -
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感想
和風SFみたいな内容。
神様も巻き込んで、全体的に特撮映画みたいなストーリー。
最後は正義が勝ってスカッとするような物語。
あらすじ
神道学者の田川洋介の娘の美咲が主人公。
父と兄と妹は特撮映画好きだが、母親と美咲は特撮が好きになれない。兄弟仲もあまり良くはなかった。
そんなある日、突然、父親が亡くなる。美咲は合コンで出会った颯太朗に一目惚れするが、颯太朗は女癖が悪い割にトラブルにならない不思議な存在だった。
洋介の昔話も織り混ざり、なぜ神道に興味を持ったのか、なぜ特撮好きになったのか、なぜ突然死んだのかが明らかになる。
美咲は、死んだ父親ゴーストとの交流と颯太朗とのトラ