前田勝のレビュー一覧
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止まらずに一気に読んでしまいました。
心には止まっていて、思い出してはこねくり回して考えてしまいます。
自分にとっては、次の本を選ぶのに時間がかかってしまう読書でした。Posted by ブクログ -
被害者遺族でもあり、加害者遺族でもある。
最近は家族内で起こる事件も多い印象だから、こういうことは、少なからずあるのだろう。
さらに著者は、実の父と母の国籍も違い、幼少期に過ごした場所も、3か国・地域にわたる。
親戚も、友だちも、ずっと近くで彼のことを見守り、支え続けてこられたわけではない。
どんな...続きを読むPosted by ブクログ -
2023/04/24予約 18
母親が著者の義父を殺し、母親も飛び降り自殺をする。
その時、著者は高校を卒業したての18歳。
韓国人の母、台湾人の父のもとに産まれ、親の都合で国や住む相手を転々とする。その後、母親に呼び寄せられ日本で暮らし、母親は日本人と結婚する。
著者は加害者遺族であり、被害者遺族...続きを読むPosted by ブクログ