感情タグBEST3
Posted by ブクログ
止まらずに一気に読んでしまいました。
心には止まっていて、思い出してはこねくり回して考えてしまいます。
自分にとっては、次の本を選ぶのに時間がかかってしまう読書でした。
Posted by ブクログ
被害者遺族でもあり、加害者遺族でもある。
最近は家族内で起こる事件も多い印象だから、こういうことは、少なからずあるのだろう。
さらに著者は、実の父と母の国籍も違い、幼少期に過ごした場所も、3か国・地域にわたる。
親戚も、友だちも、ずっと近くで彼のことを見守り、支え続けてこられたわけではない。
どんなに過酷な人生であろうか。
幼少期、いじめられていたとはいえ、自分も弱い者に対してカツアゲをしたりしていたこと、母の生前と死後でけっこう変わる異国の親戚の態度など、全面的に共感できる話ばかりではないのだが、著者が現在、自分の体験を整理して前を向いていること対しては、エールを送りたい。