青柳貴哉のレビュー一覧

  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    YouTubeを観て興味を持ち、本を読みました。
    アットホームチャンネルの青柳さんのお人柄が、なんとも素晴らしいと思います。

    最初はわからなくても、何度か青ちゃんに会ったホームレスさんたちは、やはりどこか社会に順応できない何かを持っている気がします。
    それが悪いということではなく、むしろ「無理に合わせない強さ」や「人間らしさ」を感じました。

    一人ひとりのホームレスに真剣に向き合う青柳さんの姿に、胸を打たれます。
    どんな境遇の人にも敬意をもって接する姿勢に、深い優しさと覚悟を感じました。

    読んでいて特に印象に残ったのは、「経済的自立」と「精神的自立」という考え方です。
    どちらかが著しく欠け

    0
    2025年10月19日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    「ホームレス」というタイトルに惹かれて読んでみました。この本を読んでホームレスという定義が自分の中で変化したように感じます。この本では、トー横に入り浸る若者やZ世代の若者の話が書かれています。今まで自分の中でホームレスは河原や路上で生活している人だと認識していましたが、「家がある」「お金もある」けどホームレスを選ぶという若者が世の中にいるということを知りました。

    そして、今の若者は「圧倒的にコミュニケーション不足だ」ということもとても共感しました。コロナ禍の影響もあると思うのですが、スマホでのやり取りが多くなる中で、対面で話す機会が少なくなったと自分でも感じています。そういう意味でも、実際に

    0
    2025年03月19日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    トー横キッズ。
    親が離婚を繰り返し、性的虐待を受てもいて、家を飛び出した15歳少女。
    虐待を受け飛び出した、といいつつ頻繁に帰り、企業を目指す少年。
    ホストに嵌り、ホストのために2千万貢ぎ、立ちんぼをし、生活保護、窃盗、
    なんでもありの女性。
    離島の毒親のもとから、東京でホームレスになることで自立を図る少女。
    元お笑い、現「アットホームチャンネル」YouTubeの著者が、ホームレスを追う。

    著者はあくまで本人の意思を尊重。決して押し付けはしない。
    話を聴いて、応援する。Youtubeを見た親からの申し出にも真摯に対応する。
    「虐待」などなかったり、「毒親」でもなかったり。
    今日日の子の知識で

    0
    2024年01月08日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    匿名

    今の日本の象徴

    今政治家が必死にインボイスや、不景気なのに更に増税して失業者加速させ日本を壊そうとしているので、これから更に日本はホームレス増えると思います。自分も他人事じゃないです。
    今のホームレスはスマホを持って、外観もそうは見えないという文が印象的でした。

    #タメになる

    0
    2023年12月21日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    内容はYouTubeの「アットホームチャンネル」の文字盤だった。だけど動画からも学べるように、文字からも学べると思う。文字からだと想像するし、特に青柳さんがホームレスを取材しようと思えたきっかけのエピソードは本だからこそ楽しめたのではないかと思う。

    誰もがこのアットホームチャンネルを見るべきだと思う。
    日本の今が詰まってる。生のリアルが染み込んでる。
    青柳さんの優しさと懐が身に沁みる。

    四の五の言わず読むか見てほしい。

    0
    2023年11月09日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    ホームレスをYouTubeで取材する著者が見た、令和のホームレス像が細かく書かれており一気読みしてしまった。
    現代のホームレスはならざるを得ないわけではなく、なりたくてなる人も一定数いるらしい。

    0
    2023年12月15日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    私もギリZ世代。
    登場する"ホームレス"たちみたいな境遇や生活の子は東京に限らず田舎でも案外いる。田舎だと生活圏が狭すぎてそういう子達は気付くと東京に行ってしまうけど。第1章のモカちゃんや第2章のユイトくんみたいな子は本当にザラにいる。学年に1人2人はいるイメージ。第3章マナミさんみたいな人は、田舎だと娯楽が少ない分逆に結婚して子供を産んで一見普通の生活をしてる。でも、大抵そういう人が親の子供が、今度はモカちゃんやユイトくんみたいになっていく。4章アヤリさんくらいの感じだったらなんのドラマ性もなく日常としてゴロゴロいる。
    現代の我々世代にとって、彼ら彼女らの境遇は少しも遠い

    0
    2023年12月07日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    うーん、虚無感。
    なぜ?という思いが募ります。

    youtubeを見たことはないですが、更に当事者の気持ちに移入してしまいそう。
    もどかしく、ただただ将来を勝手に案じる。他の誰かに照らしているのだろうか。

    青柳さんはpodcast でよく耳にします。応援しています。

    0
    2023年09月17日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    とあるポッドキャスト配信者のツイートを見たことがきっかけ。
    自分は、きっと関わることないんだろうな。っていう世界を知ることができる面白い本だった。

    なぜ、ネオホームレスになったのか。
    家庭環境か、思春期か。

    ホームレスとしても、若くから自立して生活していこう。というやる気や度胸は尊敬した。

    どの県でも、虐待をする親はきっといると思う。
    ただ、関東への人口集中で母数が増えているのではないか。
    また、心が親になれない大人が増えているのか。

    その影響で生きづらい子供の集まりが大きくなって、パパ活、トー横界隈として目に見えるようになったのか。
    と勝手に納得した。

    0
    2023年07月21日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    子どもとの関係に悩む親にとって、一つの参考になる本かもしれない。
    私自身の子はまだ乳児期だが、思春期、青年期の子を持つ友達や恩師の話を聞くと親子関係がうまく行ってないと聞く。その人自身は魅力的な人であっても、社会的にいい影響を与えている人であっても、日々共同生活をする家族にとってはまた違うのだろう、どうしてそんなことに、と思わずにいられない反発や閉じこもりのエピソード…、この本のタイトルを見て「Z世代」という意味を「新たな感性を持つ世代」と捉えて読んでみた。


    0
    2023年07月04日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    金銭的な事情から家に住めなくなった物理的な「ホームレス」という概念や事象から、金銭的にも豊かで何不自由ない生活が送れているにも関わらず“家のような”心休まる場所がない「ネオホームレス」が、トー横やグリ下に集まっていることを耳にしたことからこの本を手に取った。
    壮絶な過去を持つ少女や誰でも経験する思春期に居場所を失った少年など、その人が抱える悩みは十人十色。その悩みに大きいも小さいも他人の指標で測られるものではなく、本人がその悩みとどう向き合っていくかが大切だと著書を読み思った。「◯◯すべきだ」「◇◇はダメな証拠」など、自分の価値観で起こっていること自体を批評するのは誰でもできることで、むしろ「

    0
    2023年06月06日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    元々ギチとして好きで、本を出されたと聞いて購入。青柳さんの人としての優しさが伝わってくる本。
    最後には、ホームレスの定義とは?という問題も出てきて、興味深かったです。皆少しでもいい方向に進めますように。

    0
    2023年05月30日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    ホームレスやトー横キッズの実情が垣間見える内容だった。一生懸命向き合おうとした作者を尊敬する。読みながらいろいろな感情が湧いたはずなのに感想として言葉にするのが難しい。

    0
    2024年12月24日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    作者が芸人さんだけど、お笑いではなく真面目にトー横の若者と関わっていると感じた。
    関わった若者たちの未来には困難がつきまとううえ、その状況から抜け出すためにどうすべきか、この本では提示されていないけれど、それゆえに現在進行中の問題として考えさせられる。

    0
    2024年11月09日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    話や考えが合わない世代
    けど、それをしいたのは発展や贅沢の為に
    犠牲にしたコミュなのか教育なのか、、、
    ユイトママの苦しみが胸をさす

    0
    2023年06月11日
  • Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

    Posted by ブクログ

    世代分けをするのは、あまり好きではありませんが、z世代と言われる若者の、ホームレス実態の一部がわかります。
    彼ら彼女らの悩みやホームレスに至った経緯などがわかりますが、あまり共感はできません。
    しかし、そのような若者を作り出すいまの社会状況や閉塞感など考えさせられるものはありました。

    0
    2023年05月19日