青木滋之のレビュー一覧

  • 心の深層をのぞいてみる図鑑

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    哲学・心理学分野において、たびたび聞く単語や有名な概念をピックアップし、イラストと共に簡単に解説してくれる本。
    「あの単語ってよく聞くけどどういう意味だっけ…」という時や「あ、この単語漫画やゲームで見たことある!けど意味はよく知らない…」という時に開くと割と役に立ちます。あと哲学・心理学への入門の時に読むと後々に単語の意味が分かりやすく、勉強はしやすいかも。その分、逆に哲学や心理学に日頃から慣れ親しんでいる人にとっては、二つの分野を横断して手頃な一冊にまとめているため、ちょっと物足りない部分や説明不足の部分はある。とりあえずざっくり概要を掴んでおきたい人向けの一冊。
    イラストはアートや絵本チックな、時にシュールに片足を突っ込んでいるものが多数。しかし同ページに載っている単語と関連付いているものが多いので、概念的な単語に対するイメージの手助けになる部分も。
    昨今多数刊行されているビジュアル重視の辞典よろしく、寝る前にパラパラと眺めても楽しい辞典でした。

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    2026年05月17日
  • 心の深層をのぞいてみる図鑑

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    ▼所感
    ただの哲学の解説じゃなくて、「どう生きるか」を真正面から突きつけられる一冊。
    知識として理解するより、「自分は今どう在っているか?」を問い続けられる感覚が残った。
    読んで終わりじゃなく、日常の意思決定に持ち込みたくなる内容だった。

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    ▼メモしたくなった4点
    ■(1)不知の自覚(ソクラテス)
     ・自らを俯瞰し、不知に自覚的になる。いつも謙虚に、知を追い求める。そんな心の在り方こそが、あなたを真の知へと導いてくれる。

    ■(2)死への存在(ハイデガー)
     ・いずれ訪れる死を自覚することにより、自分自身の人生を生きる覚悟ができ、やるべきことや生きる上での使命を見いだせる。

    ■(3)魂の三分説(プラトン)
     ・「魂(心)」は「理性」「意志」「欲望」の三つで構成されていて、それぞれが頭・胸・腹に宿るという説を唱えました。
      ∟胸に宿る「意志」は働き者。自分自身を高めようと物事に取り組み、良い方向へと進もうとします。
      ∟腹に宿る「欲望」は、しばしば堕落し、自らを誘惑する存在。
      ∟頭に宿る「理性」は、互いにバラバラな方向へと向かおうとする意志と欲望の手綱を握り、上手にコントロールしなければならない。
     ・善く生きるには、理性が意志をより高め、欲望を抑制し、バランスを保ちながら日々を過ごすことが重要。

    ■(4)四元徳(プラトン)
     ・理性・意志・欲望の三つの要素がバランスよく働くことで、知恵・勇気・節制の「徳」が生まれるとも唱えた。理性が知恵に、意志が勇気に、欲望が節制に昇華すると考えた。
     ・また、三つの徳が調和することで、最後の「正義」が生まれるとも主張しました。プラトンの考える正義とは、個人や国家にとっての善であり、社会全体のためになることを指しています。
     ・理性・意志・欲望に正義を加えた四つの徳は「四元徳」と呼ばれ、人々の心(魂)の在り方を示す重要な指針となりました。

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    2026年04月17日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

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    哲学に興味があったものの全く勉強したことなく
    本当に0→1に独学で勉強したい人にオススメです。
    イラスト付きなので理解しやすいですし
    沢山の人物が出てきますが何となく聞いた事あるけどよくわかんないって人たちのストーリーが乗ってました。
    分野的に少し難しいとは思いますが
    2週目で理解を深めることもできるので購入して良かったと思っています。

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    2023年11月08日
  • 心の深層をのぞいてみる図鑑

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    いろんな哲学者たちの考えが1度に読めて
    勉強になった。

    「人は誰もが演技をしながら生きている」
    自分だけじゃないと思えたし
    無理して素を見せる必要もないなと感じた。

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    2026年08月25日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

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    古代から中世、近代、そして現代思想について、平易に簡潔にまとめられている。
    知識ゼロだとさすがにトピック的過ぎて理解できないかもしれないが、大まかな知識がある人には復習やまとめとして良いと思う。
    東洋の思想についてもコラムで少し触れられているが、もの足りないのが少し残念。

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    2026年06月13日
  • 心の深層をのぞいてみる図鑑

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    文章だけでは堅苦しく見える内容も、イラストを添えると印象が和らぐ。
    哲学と心理学の主要100用語というだけあって知っている言葉は多い。
    学生時代を思い出して懐かしい気持ちになった。
    読みながら「あれはそういう意味だったのか」と再学習できるのは楽しい。
    学問の傾向として、全体的にイメージしづらいワードが多くなってしまう。
    それでも『予言の自己成就』や『多元的無知』は、今の自分にも関係あるなあと思える。

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    2026年02月11日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

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    哲学は難しいというイメージがあったが、イラスト付きで理解しやすかった。また、見開きで左に言葉での説明、右にイラストという構図なので読みやすい。聞いたことある学者や考え方もあれば、初めてみる考え方もあるので、哲学を勉強する初歩的な本としてぴったり。

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    2025年10月08日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

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    哲学という言葉はよく聞きます。しかし何と聞かれても何だろうという感じでしたので、手に取りました。
    ざっとの雰囲気は掴めました。読んだその時は理解できても難解なテーマであまり心に残りません。ここから気になるもの見つけて深掘りするのかと思います。 
    時代ごとに章立てされていますが、自分が興味を持てず知識もないのでいきなり色々叩き込まれた気分です。それでも最後まで読めたのは、カラーで図や絵があり短い文章でまとめられていたからだと思います。

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    2024年04月09日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

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    哲学について簡潔なテキストと図解で説明されている。タイトルのとおりで知識ゼロでも楽しく読めると思う。
    テーマが幅広いため読み飛ばすところが少なくて読むのに時間がかかってしまった(テーマが限定的で深掘りされているような本であれば詳細で興味のないところは読み飛ばせば良いが、本書の形式ではそういうわけにもいかない)。時間をかけられる場合は読みやすくて良いと思う。

    053ページ
    ヴィトゲンシュタインは、感覚や感情、意志など、自分の体験を自分のためだけに記録する言語を「私的言語」と呼び、私的言語は他人が理解できないので、無意味なものと主張しました。
    →上司の言っていることが理解されない、というケースではこの私的言語の性質が原因の一部になっていることもあると思う。ただし単純に説明不足や説明下手の要素もあるだろう。

    068ページ
    デカルトは生得体験をもとに演繹法によって正しい知識を得られると考えました。
    082ページ
    ベーコンは、イドラを排除して正しい知識を得る方法として、「帰納法」を重視しました。
    →演繹法と帰納法については読む前から知っていたが、こうやってデカルトとベーコンを比べることは考えられていなかったので参考になる。巻末の索引で演繹法は載っているのになぜか機能法は載っていないため、後で探せるようにページ数をメモしておく。

    144ページ
    カントは生涯独身でしたが、「ひとりで食事をすることは、哲学者にとって不健康」と考え、毎夕、知人や友人を招いて会食をしました。会食の席では、カントはユーモアに富んだ会話を好みましたが、哲学や学問の話は厳禁だったそうです。
    →哲学者以外の独身者にも響くものがある。会食を真似したいところだがハードルが高くてできそうにない。

    180ページ
    ボーヴォワールは、生物学的な性差である「セックス」と、社会的・文化的な性差である「ジェンダー」の違いを明確にしようとします。
    →私もこの両者に違いがあることを理解できていなかった。プログラミングの変数名でsexと書くのが恥ずかしくてgenderと書きます、という話を聞いたことがあるが、言葉の定義が異なるならこの言い換えは本質的には良くないのかもしれない。

    188ページ
    ソシュールは、言語には「シニフィアン」(意味するもの)と「シニフィエ」(意味されるもの)があるといい、言語が異なると、「シニフィアン」と「シニフィエ」の結びつきが変化すると考えました。
    →ソシュールの名前は言語学者として聞いたことはあったけど哲学者の分類でもあるということを本書で知った。
    →シニフィアンとシニフィエが何なのかサッパリわからないし、図解を見てもわからなかった。Wikipediaを見てようやく理解した。正直、本書の図解が悪い。
    ↓
    シニフィアンとは、語のもつ感覚的側面のことである。たとえば、海という言葉に関して言えば、「海」という文字や「うみ」という音声のことである。一方、シニフィエとは、このシニフィアンによって意味されたり表されたりする海のイメージや海という概念ないし意味内容のことである。

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    2023年05月05日
  • 心の深層をのぞいてみる図鑑

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    絵が可愛い。うっすらと単語を知ることができる本。ここから気になる単語を深く知ることができる本などに繋いでいく感じ。窓口的な本。

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    2026年07月14日
  • 心の深層をのぞいてみる図鑑

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    心の深層と言ってるが基本的には哲学者の提唱した概念の簡単な解説。それをテーマにしたオールカラーのイラストが本番。抽象概念のイラストコンピレーションというのが正解

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    2026年04月09日
  • 心の深層をのぞいてみる図鑑

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    「私」を知り「心」を整える、美しき思考の旅_

    “ 自分らしく生きる ”って案外むずかしい…
    日々誰かの言葉に一喜一憂したり…
    正解のない問いに立ち止まったり…
    そんな時そっと寄り添ってくれたのが
    こちらの作品でした!



    この本の魅力はなんといっても
    ” 左脳ではなく感性で学ぶ ”という
    アプローチです!

    私は哲学や心理学を勉強するのが好きなので
    まるで一編の物語のような
    繊細なイラストとともに
    解説されているのがとてもありがたく
    私の好みど真ん中な図鑑でした♡♡



    かつて哲学者たちが辿り着いた答えや
    心理学が解き明かしてきた心のメカニズムは…

    それらは決して遠い世界の教養ではなく
    今この瞬間の私たちの「生きづらさ」を
    解きほぐしてくれる温かな知恵そのものでした!



    読み進めるうちに…
    あ!このモヤモヤには名前があったんだ…とか
    あのとき苦しかったのは 心がこういう仕組みで
    動いていたからなんだ…と
    自分自身の輪郭が少しずつ
    クリアになっていくような感覚でした



    ただ知識を詰め込むのではなく
    ページをめくるたびに深呼吸したくなるような…

    図鑑でありながら、読み終える頃には
    一冊の良質なエッセイを読んだあとのような
    清々しい余韻が残りました♪

    自分を大切にするためにも…
    そして誰かをより深く理解するためにも…
    時々手にとり 仕事や勉強に
    活かしていきたいと思います!

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    2026年03月25日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

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    ギリシャ哲学から現代哲学までの流れがなんとなく分かった。矛盾をどう説明するか、真理とはなんなのか、まだまだ理解は全然できませんが、なんだかんだ楽しく読めました。宗教はやっぱり哲学と密接な関係なんですね。

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    2026年02月18日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

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    まさしくこれまでの歴史で語られてきた哲学について初心者向けに書かれている。
    自分の理解力もあると思うが、すんなり理解できるところと、もっと説明が欲しいな、と思ったところとがあった。

    でも、ほとんど哲学に関わってこなかった自分からしたら手をつけやすくて、満遍なく知ることができてよかった。

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    2025年08月10日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

    Posted by ブクログ

    全開読んだ本から哲学の面白さに気づき、もっと知りたいと思って読んでみた。
    もちろんこれだけで全てを知ることはできないけれど、今の世の中の悩みや、考え事って昔から変わってないような気がする。

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    2025年06月22日
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 哲学

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    映画『ぼくらの哲学教室』と、それを契機に読んだ『これからの仕事になぜ哲学が必要なのか』(岡本裕一郎著)の、副読本として、字引的に使えるかなと買ったもの。

    イラストが豊富で、哲学とはなんぞや?を、古代から現代まで、大きな時代で括って、その歴史、変遷を見開きページ単位にまとめて見せてくれる。
    各章のあたまに、「ざっくりわかる!」と題して、その時代の哲学の特徴、テーマとしたものをまとめてくれている。

     「~とは何か?」と、”存在”を問うことで世界を把握しようとする古代哲学。中世になると、「神」の存在の証明のために哲学は使われる。近代になると、”認識”がテーマだ。認識する精神(主観)と認識される物体(客観)という考えが導入される。人間にはものごとを認識する力がある。だから”我思う、故に我あり”(デカルト)なのだ。近代後期になると、認識される物が、「自由」「幸福」といった抽象概念になり、その真理を探ろうとする一方で、その客体の如何に関わらず自分の存在(実存)を求める考え方もでてくる。そして、現代哲学は、心(自己)を中心に発展してきた近代哲学の考え方を批判し、「言葉」を中心に考えようとしたり、そもそも己の実存というのものも、個々人で成り立つものではなく、環境によって形作られ、システムによって規定されると構造主義なんかが唱えられるようになる。

     元は、普遍的な真理を模索してきた哲学だが、いまや他との差異があることに注目するなど、これまで求めてきた『大きな物語』ではなく『小さな物語』を互いに認め合おうと、まさに多様性の時代に、それがポスト・モダンの思想だそうな。

     要は、哲学は常に常識を疑ってかかれ、常に新しい視点を見出せ、ということがその本質にあるということだ。それは、序章に既に書いてあった。

    「ひと言でいえば「問い」の学問」

     ということだ。思考力を養う学問であり、多分、まだまだ思考訓練は永遠に継続され、つねに、いまある常識を疑って、刷新(ないしは以前の思考への揺り戻し)を繰り返していくのだろう。

     「ざっくり」歴史を概観してくれたことで、大きな流れは分かった。
     で、だから? だから、哲学って何?ってことも含め、永遠に問い続けていかなければならないのだろうな。 ふぅ、、、やれやれ。

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    2023年08月17日