青木滋之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
哲学について簡潔なテキストと図解で説明されている。タイトルのとおりで知識ゼロでも楽しく読めると思う。
テーマが幅広いため読み飛ばすところが少なくて読むのに時間がかかってしまった(テーマが限定的で深掘りされているような本であれば詳細で興味のないところは読み飛ばせば良いが、本書の形式ではそういうわけにもいかない)。時間をかけられる場合は読みやすくて良いと思う。
053ページ
ヴィトゲンシュタインは、感覚や感情、意志など、自分の体験を自分のためだけに記録する言語を「私的言語」と呼び、私的言語は他人が理解できないので、無意味なものと主張しました。
→上司の言っていることが理解されない、というケースで -
Posted by ブクログ
映画『ぼくらの哲学教室』と、それを契機に読んだ『これからの仕事になぜ哲学が必要なのか』(岡本裕一郎著)の、副読本として、字引的に使えるかなと買ったもの。
イラストが豊富で、哲学とはなんぞや?を、古代から現代まで、大きな時代で括って、その歴史、変遷を見開きページ単位にまとめて見せてくれる。
各章のあたまに、「ざっくりわかる!」と題して、その時代の哲学の特徴、テーマとしたものをまとめてくれている。
「~とは何か?」と、”存在”を問うことで世界を把握しようとする古代哲学。中世になると、「神」の存在の証明のために哲学は使われる。近代になると、”認識”がテーマだ。認識する精神(主観)と認識される物