重里徹也のレビュー一覧

  • 教養としての芥川賞

    Posted by ブクログ

    1980

    宮本輝読みたいと思った。

    綿矢りさ 蹴りたい背中

    綿矢りさが大化けする小説家ってみんなに言われてるよね

    今芥川賞の解説みたいなの読んでるんだけど、宮本輝の小説は美しさと不気味さがあるって言ってて、この蛍の身投げという現象も美しさと不気味さが共存した現象だと思った。

    356P

    ある種の世俗的なもの、浮世の義理や人間の体臭と関わらないと芥川賞はとりにくいということはわかります。かといって世俗だけでも芥川賞には手が届かない。世俗だけでも、世俗から離れすぎても受賞できないのが芥川賞という気がします。世俗をうまく結晶させて提示することが求められるように思いますね。

    助川幸逸郎
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    2024年04月26日