石田美紀のレビュー一覧

  • アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか

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    ネタバレ

    なぜ歴史は理解されず、繰り返されるのか
    ――「女性が少年を演じる」構造から見るメディア史の前提

    なぜ女性が少年を演じるのか。

    アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのかは、
    この問いを歴史的背景から解き明かしていく。

    だが本質は、事実の整理ではない。
    むしろ

    「なぜそれが理解されないのか」

    という問題にある。

    第一次声優ブーム以降、この構造は繰り返し現れている。
    にもかかわらず、毎回“新しい現象”として扱われる。

    ここに第一の逆理がある。

    本来、歴史は繰り返しを防ぐために存在する。
    しかし現実には

    歴史があるからこそ、同じことが繰り返される。

    なぜか。

    それは歴

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    2026年05月01日
  • アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか

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    緒方恵美さんのご自伝を読んでから、こちらも気になって読んだ。
    硬いっちゃ硬い本で、緒方さんに直接関連する部分は思ったより少なかったけれど、声優の長い歴史のなかで緒方さんが果たした役割が掴めたような気がする。やっぱりすごい方だ。

    永井一郎さんが声優に対する偏見と闘ってきたこと、舞台もアニメも演じることには変わらないと力強い永井さんの言葉にも感動。もう一回『母をたずねて三千里』を見たくなった。

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    2021年05月08日
  • アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか

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    どんなことにも、それが生まれた歴史がある。女性声優が少年キャラを演じるのは、日本でアニメを見てきた者にとっては当たり前のことだけど、もしなにかが違ってたら、当たり前ではなかったのかもしれないな。

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    2021年01月18日
  • アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか

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    丸の部分はポップガード。
    昔は洋画の吹き替えが生放送だった。

    プレスコでは声優の声の質やセリフのニュアンスが絵に生かされている。
    アフレコは仕上がった絵に声優が従う、、、アニメーターが描く原画や動画から生まれる視覚的、作画的要素(造形、表情、動き)に声優の演技が微細なレベルで同期することが求められる。

    アニメを構成する視覚的、聴覚的表現の双方を刺激してきた。

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    2025年04月14日
  • アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか

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     女性声優が少年役を演じるという現象は占領期のラジオドラマにまでさかのぼることができた。

     当初の理由は子役を扱うにおいての経済的倫理的理由が大であったが、時を経るに従い、女性声優は単に少年にとどまらず、青年・成人男性をも演じるようになり、アニメにおいてキャラクターのデータベース化が進むと、両性具有的な役までが熱狂的な人気をもって受け入れられるようになった。

     このように女性声優はアニメを中心に様々な領域においてジェンダー越境的な新しい物語世界を創出している。

     本書は上述のように女性声優が少年役を演じるというこのについての考察を中心に、戦後から現在に至るまでの「声優」というアーティスト

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    2021年03月15日