穂高唯希のレビュー一覧
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まさに「主体的思考法」という内容.
ただの精神論と切り捨てるのか,このマインドが著者をFIREという一つのマイルストーンに至らせたと解釈するかは読み手次第.
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・事実は無数にある
・ないののねだりが幸せを遠ざける ブータン
・人は一面的ではない.多面的である. 複数のペルソナ
愛社仮面,平凡仮面
・マウントを取られる=マウントを仕掛けるに足る男であると相手が認めている証拠.親愛の証.ニコニコして受け入れる.
・苦手の人間も時にスパイスとなる
・準備が10割→商社マンの徹底接待
・ゴールからの逆算思考.
配当金をKPIとする理由は,総資産額 -
Posted by ブクログ
シンFIRF論というタイトルからFIRFするための具体的な投資方法が書いてあるのかといえばそうではない。投資の心得や何を大切にして投資するのか、投資の目的などが詳しく書かれている。
本を読む時期により推し銘柄も変わってくるだろうしどのようなスタンスで投資をすればいいのかを教えてもらった方が良い。
本書で心に響いたことは、当たり前を疑うことの大切さだ。平均値や常識なんてものに囚われていたら枠内に収まった考え方しかできない人になる。そんなことはつまらない。犯罪や社会規範から逸脱するのでなければ一般常識や周りの目などは気にしなくて良いと感じた。
また時間の使い方はとても大切だと感じた。有限な時間。 -
Posted by ブクログ
著者の掲げるFIREとは、早期退職して働かないことではない。「経済」と「精神」の自立を得て、自由で主体的な人生を描くこと。
大切なことを、たくさん教えてもらいました。
① 「意志力の最適化」のために、机には本当に必要なモノしか置かない。後回しにせず、前に回す(脳のメモリを消費するので、先に片付けてしまう)
②利他の精神を持って、心地よく生きる。そのために相手の心を開く「傾聴力」を持つ。相手の期待を少しだけ上回る。
③ 腹筋ローラーで筋トレする。肉体を鍛えることは精神を鍛え、自分を大事にする。
④ 「返報性の原理」。どうしたら相手に喜んでもらえるかを考える。
⑤ 大きな課題は「場数」をこなす。 -
Posted by ブクログ
FIREを早期退職という意味ではなく、主体的に生きる手段だという考え方のもと、その思考法や実践したことが書かれた一冊。
人生を生きるうえで根本的に考えなくてはいけないことを気付かされた。
日本は治安も良く、教育も整っているため、何の疑いもなく大学に行き、就職活動をし、一般企業でサラリーマンをしている。
でも人生の本質って何だろう、自分がやりたいことって何だろうと考えた時に、今の生活が最適かと言われると少し迷う部分がある。
人生を主体的に生きるために、本書に書かれていることから始めてみようと思う。
途中コラム的な形で、投資の考え方やポートフォリオが紹介されていたが、特に投資信託とETFの違いが -
Posted by ブクログ
FIREしたい人が購入すると、うーんという感じ。
新しい思考を取り入れたい人におすすめかな。
※以下気になったフレーズ。
多様な人間性を知り、【人を毛嫌いしないこと】に尽きると思います。
苦手な人間も時にスパイスになる。と考えるのも一興。
違いを認め、自分と異なる人間を面白いと思う好奇心こそが、多様な人を引き寄せ、結果的に人間としての幅を広げる。
noblesse oblige
お金や能力、社会的地位がある人は、より大きな義務と責任を伴う。
自己効力感とは、目標を達成するための能力を自らが持っていると認識すること。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道。
コ -
Posted by ブクログ
本書の著者は、FIREの文脈でネット記事でよく見かける。30歳でFIREを達成している。
本書を手に取る人の多くは、FIREに至るための方法を求めていると思う。しかし、実際の投資方法など具体的な方法にはあまり焦点が当てられておらず、少しがっかりした。内容のほとんどはタイトル通り「思考法」となっている。
確かに「FIREするための方法」に関する書籍は他に多くある。それなら、著者自身のFIRE後の生活など、他にはない著者自身の体験をもっと知りたかった。
著者の考えるFIREとは、「早期退職して働かないこと」ではなく、あくまで主眼は「自由と主体性」にある。これには納得した。支出を切り詰めて資産を