小林マキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
先生の直筆サイン入りとポップアップされ
行きつけの書店に並んでいた。
初めましての作家さんだけど、ブサ可愛い猫の
表紙とサイン入りに釣られて購入した。
表紙を開くと先生の優しい文字とメッセージ
赤い可愛いらしいスタンプが押されていた。
それだけで買って良かったなって
嬉しくて読み始めた。
内容はどれも日常的な事だけど、
そう そうだよねって世の中の生きづらさを
感じる。
その中で、人間の言葉を話すネコさんが
もっと適当に力を抜いて生きなさいと
背中を押してくれる。
最後に進むにつれてネコさんの正体が
あきらかになっていくワクワク感もあり
あっという間に読み終えてしまった。
こんな喫茶店があるの -
Posted by ブクログ
ネタバレ手を抜いて、生きる方法教えよっか?
マヌルさんの言葉で、真面目すぎてヘトヘトな読者が、もうちょっと適当になれる小説。
適当な占い、だけど当たる。
知りたいことが知れる、モヤモヤしてたことが晴れる。私は読んでみてそうだった。
1話目の断捨離インフルエンサー。
汚部屋に住んでいるけれどSNSではキラキラした所をのせ、徐々に現実を見て何もかもが上手くいかなくなっていく絢未。そんな絢未にマヌルさんは「本当に大事にしたいものは、見せびらかしたりしないもんよ。満たされてるって自覚してれば、他人の承認なんて必要ないんだから」
とても刺さった。私は物理的に満たされているけれど、心まで満たされてない。だから中途 -
Posted by ブクログ
喫茶店「マーヌル」には、言葉をしゃべる猫がいる。
悩みを抱える人たちが、マヌルさんと出会い、色んな変化が訪れるお話。
優しいお話。
みんなそれぞれ悩みを抱えてるんだけど、何気ないひと言で助けられたり、気持ちの切り替えができたりすることってあるよな…ってしみじみ感じた。
てっきりマヌルさんはオネェ系キャラだと思ってたけど、読み始めていくうちに…あ、そうだったの!?という意外性もアリ笑
私も、マヌルさんに会いたいなぁ。
★人を好きになるってことは、たぶん、自分の一部を相手に渡してしまうことなのだと思う。
恋愛が終わるときは、相手が自分の一部を持ったままいなくなってしまうから、あんなに辛くて