将棋書籍編集部のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
主に中盤、終盤で実際に藤井聡太が指した絶妙な一手を紹介したもの。
全部で115手分あるが、各2ページに短くまとめられているのでポイントが分かり易い。
「次の一手」を考える問題集の将棋本と異なり、本書はタイトル戦などで藤井聡太が実際に指した一手。
例えば、
飛車を取られた上に自分の玉が相手の駒に囲まれて、もうどこにも動けない局面。
相手の玉を脅かす駒はないどころか、4段目までしか(後手の)自分の駒はない。
誰が見ても藤井聡太が負けると思うだろう。
なんでこんな一方的に攻められる展開になってしまったのか、と考えてしまう盤面。
ところが、
この状況から勝ちに繋がる一手を放つ。
藤井聡太には何 -
Posted by ブクログ
棋士って言うと超人的な集中力と求道者のような探究心でひたすら将棋を極め続けているようなイメージを持っていたけれど、当然みんながみんなそうではなくて、ギャンブルとかゲームとか登山とか旅行とか割りと一般的な趣味や娯楽も嗜んでいるんだなぁと。当たり前といえば当たり前か。好きこそものの上手なれを地で行くような人が棋士になったんだろうけど、好きなものが仕事になり、それによって悩んだり苦しんだりもする。明確に勝ち負けや上下がつく。永遠に強くなり続けられるわけでもない。想像しただけでもタフな道だなぁ。勝ち負けに翻弄されつつも、最善の一手を追い求め続ける深い好奇心と探究心を持つ棋士たちに敬意と憧れを込めて。