稲垣篤子のレビュー一覧

  • 1坪の奇跡
    「やらなくちゃならない仕事」を「やりつづけたい使命」に変えた女性の一人語り。吉祥寺の駅前の一坪の小さなお店だけど星のような光を放っています。ダイヤ街の道の真ん中の大行列(他のお店の邪魔にならないように?)を見たことがありますが、その光を目指してのちょっと異常な風景なのでありました。そんなに羊羹・最中...続きを読む
  • 1坪の奇跡
    和菓子屋だと思ってあなどることなかれ、という印象でした。仕事や経営に関する大切なことがたくさん書かれていた、良い本だと思います。経営に関わる方には特におすすめです。
  • 1坪の奇跡
    高校卒業後まもなく、
    一家16人の生活を1人で背負ってお店に立ち続けた女性の実話。

    決して弱音を吐かない・泣かないと覚悟した芯の強さ、
    1つ1つの和菓子に妥協しない職人魂、
    お客様に真心をこめて売り続ける愛情、
    社員を対等に扱い育てる優しさ・・・

    彼女を見ていると、
    仕事とは本当に厳しいもので、...続きを読む
  • 1坪の奇跡
    御歳80歳になられる稲垣社長。 そして社長が丹精込めて「練った」羊羹アンド最中の、たった二品目で行列が切れない和菓子店「小ざさ」の軌跡。

    稲垣社長も凄いが、預金が封鎖された敗戦下の日本に、台湾より帰国し、すぐにキャラメルの製造、そして小ざさを立ち上げた親父さんもすごい。この親父さんの商売にまつわる...続きを読む
  • 1坪の奇跡
    あんの練り方の話が、詳しく話されている部分が興味深かったです。(自分が学んでいるマクロビとも共通点があったりして)
    かなり細く書いていただいているので お店の風景が目に見えるようです。
    こんなお店の残る吉祥寺がうらやましく思いました。
  • 1坪の奇跡
    すばらしい経営者だと思います。
    昔ながらの仕事観を持ち、78歳で今なお現役で仕事をされています。


    商品は、羊羹(ようかん)1本580円と、もなか 1個54円の2種類のみ
    40年以上早朝から、行列が途切れない店、
    お店は、1坪、年商3億

    是非読んでみてください。
  • 1坪の奇跡
    40年以上も行列が途切れないという、吉祥寺の和菓子屋「小ざさ」の女社長・稲垣篤子さんによる会社と自身の歴史と和菓子づくりの精髄を語った一冊。商品は羊羹ともなかという2種類のみ。特に羊羹の餡にかけるこだわりは半端ではない。また小ざさの創業者である父親のエピソードも昔の職人気質がよく現れている。稲垣社長...続きを読む
  • 1坪の奇跡
     小規模企業のあるべき姿のひとつが、具体例を通して述べられています。
     ただ、小ざさの場合は、伝統とか歴史とかがあることと高度経済成長を背景としていることが機会として働いていることは、割り引かなければならないかもしれません。
     とはいえ、日本の伝統的な商いの哲学を学ぶにはとても良い本だと思います。
  • 1坪の奇跡
    稲垣社長のノンフィクション。唯一無二のお店を育ててきた社長の経営や人に対する考え方が、要所に散りばめられている。小難しい理論やテクニックを紹介しているわけではないので、エッセイ感覚で読めて読みやすい。
  • 1坪の奇跡
    2年前程前に読んだ本。

    吉祥寺にある有名な和菓子屋さん『小ざさ』。
    一坪の小さなお店にも関わらず年商3億を超える。
    何より凄い事に、開店前から並ぶお客様の行列が
    40年以上絶えないこと。

    本書では小ざさの社長、稲垣篤子さんの半生が書かれている。お店や従業員への思い。家族、お父様から受け継いできた...続きを読む
  • 1坪の奇跡
    たった1坪で年商3億ですか?
    しかも 扱ってるのは
    「羊羹 580円」「もなか 54円」 というのです。

    大量生産で薄利多売なのかと思ったら
    羊羹は 味を保つには 一日150本しか作れないそうです。

    凄いですね~~
    著者のお父さんが始めた このお店を引き継いだときに お父さんの 心と味を 引き継...続きを読む
  • 1坪の奇跡
     吉祥寺の駅前商店街の中にある和菓子屋「小ざさ」の社長稲垣篤子さんの「私の履歴書」的エッセイであり、ビジネス訓集だ。彼女の生き様、羊羹作りにかける姿勢は勿論すばらしいが、初代の社長で実父の伊神照男氏による薫陶が光る。

    「事を始めるときに大方の人は、『資金や設備がないからできない』と言う。潤沢に揃え...続きを読む
  • 1坪の奇跡
    吉祥寺にある、伝説級の和菓子屋「小ざさ」。
    その現社長であり、78歳にしていまも現役の稲垣 篤子さんが綴る、これまでの軌跡といま。

    「たった1坪で年商3億!」

    「品数は,、「羊羹(1本580円)」と「もなか(1個54円)」の2品だけ!」

    「40年以上早朝からとぎれない行列」

    表紙や帯にならん...続きを読む
  • 1坪の奇跡
    お客様がいなくても、ただつったっていたら店の空気が澱む 品質でお客様にきていただくようにしなければいけない 少しずつ少しずつ前に行けば、いつか一番いいところに行ける 。だから、急がなくていい