和氣正幸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
東京とその近郊にある工夫を凝らした「街の本屋さん」が約160店紹介されている。2017年の発売から、新たに何十店も取材して、2024年に改訂新版として発売された。
時間をつくって訪ねてみたい本屋さんばかり。地域別に分類されていて、新しい街を散歩するついでに寄ってみるのも良さそう。人文書、児童書、美術書、地域の本や古書など、その店の特徴も書かれていて、自分の興味に応じて選べるようになっている。
「詩・短歌に強い本屋さん」が載っているのも、個人的には嬉しい。本屋さんでは本だけでなく、その店の店主が選んだ雑貨を眺めるのも楽しそう。新しい本との出会いや豊かな時間が過ごせそうなワクワク感が伝わってくる本 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ東京に住んでた時に買ったのに、東京に住んでいるうちに読まなかったことを後悔。
東京には素敵な本屋さんがたくさんあるなあ。
いつかは行こうと思っていけなかった有名店の他にも、この本で知っていきたくなった本屋さんがずいぶんありました。
例えば『写真集食堂めぐたま』
5000冊もの写真集に囲まれながら(店内閲覧可)、添加物を使わない”おうちごはん”を食べることができる本屋さん。
いやもう、食堂メインで伺いたい。←邪道
例えば『BUNDAN COFFEE & BEER』
駒場にある日本近代文学館の中にある店。
新刊本も古本も、そして雑貨も扱っている。
日本近代文学は、今後読むべきカテゴリーとして -
-
-
Posted by ブクログ
(9/8)の朝日新聞で書店「双子のライオン堂」の店主・竹田信弥さんのインタビューが載っていました。
「本当によい本は、業界がどうなっても残る。本当によい本屋もどんな事があっても残る。100年続けることで、本屋がどんなに大切か実証したいです」という店主の熱い思いに心動かされ、書店で働く者(注・バイト)として是非ともその本屋さんに行ってみたいと思い、本書を片手に本屋さん巡りの旅に出かけました。
まずは、本の街・神保町に行ってきました。
最初に行ったのは「矢口書店」さん。
ここはドラマの台本等も置いてあることでシナリオを勉強する者にとっては、夢のような古書店です。
実際の映画やドラマの -
-
-
Posted by ブクログ
東京の本屋さんの紹介。1ページに1店舗か2店舗掲載。タイトルにあるように「街の本屋さん」という気軽に行ける、小さいお店が多い。
時間があれば、紹介されているすべての本屋さんにも行ってみたいが。中々その時間がとれない。
この感覚、何かに似ているなとお思ったら、おいしいラーメン屋さん特集などの本を読んだ時と同じ。
ラーメンというシンプルな食事に色々な工夫をしている名店に対して、そう来たかー。食べてみたいなと思う気持ち。同じ本を売るでも色々なアプローチがあって、行ってみたいなーと思ってしまう気持ち。
そんな感触で読める紹介本です。
最近は新刊書店がつぶれまくっている中、生き残っている本屋、新しく -
-
Posted by ブクログ
冒頭、荻窪・西荻エリアから始まる。
そこを見開いて、「買おう!」と即決(笑)
120店が紹介されているとか。うち、20店は訪問済み。だが、日頃の行動範囲の吉祥寺、西荻・荻窪など中央線沿線のエリアでも、まだ知らない店がポロポロ載っている(近くの三鷹駅界隈が攻略不足!)
知っている店でも、店名の謂れなどのトリビアネタも楽しく、本屋愛に溢れた編集内容になっている。
近所のTitle@青梅街道が載ってるってことは2016年初以降の内容。でも、カタコト(らいちょうブックス)が載ってないなど2017年以降の情報はなさそう。
本屋さんも栄枯盛衰の激しい分野。どこが生き残り、淘汰された後、その界隈にまた -
-