池田真弥子のレビュー一覧
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むず!って思いながら読み始めたけど、面白くなっていく。集中した読まないとキツイ。
意識的に6つの軸とか抜かっていかないと知性は養われない。
知性とは「どう思考するか」
知性があることで推論と論語のチャンスとリスクに対処できて、自分の考えを述べたり相手の理解が出来る。使いこなすことで生き方を極めて幸...続きを読むPosted by ブクログ -
アリストテレスを中心に、歴代の哲学者その他知識人の言葉を引用しながら、①演繹、②帰納、③類推、④実体、⑤意味、⑥証拠の6つの思考法について解説してくれている。洋書の翻訳だが、著者は知識詰め込み型の教育に違和感を持って教職を離れた経歴とのこと。知識詰め込み型は日本だけの話じゃないんだなあ。。Posted by ブクログ
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大切なのは知識でなく知性ということ。
年齢を重ねると社会性や経験、知識は増えていくが、その代償として自分で考える能力、自力で答えに辿り着く力を失っていくものなのかもしれない。
古代ギリシアに現れた「ソフィスト」の一派は巧みな弁論術を持ってして人を操ることに長けていた。これに対してアリストテレスは彼...続きを読むPosted by ブクログ -
自らの知性を問われる一冊。「賢い人の秘密」その答えを(楽して)知りたいと思って購入したことの浅はかさを感じさせられた。知性とは「どう思考するか」であり、演繹や帰納、類推などを実例や過去の偉人たちの所業をもとに解説している。書いていることは当たり前なようで、体系的かつ丁寧に解説されている。噛めば噛むほ...続きを読むPosted by ブクログ
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全体的に内容が難解であるものの、作中の個々の文章で、なるほど、と思わせる箇所が多くあった。総括に当たる第三章は、私のような思考レベルの者でも、朧げながら作者が何を言いたいのか理解し、共感できる部分があった。Posted by ブクログ
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知性、賢さは知識量ではなくどう思考するか
医者、弁護士は専門知識を打っているのではなくその分野における有効な思考パターンを売っている。
医者: ①起こっている事象を見て原因を掴む
②原因から起こっていることを掴む
③起こっていることへの薬、治療を考
える(処方する)
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