【感想・ネタバレ】賢い人の秘密 天才アリストテレスが史上最も偉大な王に教えた「6つの知恵」のレビュー

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Posted by ブクログ

むず!って思いながら読み始めたけど、面白くなっていく。集中した読まないとキツイ。
意識的に6つの軸とか抜かっていかないと知性は養われない。

知性とは「どう思考するか」
知性があることで推論と論語のチャンスとリスクに対処できて、自分の考えを述べたり相手の理解が出来る。使いこなすことで生き方を極めて幸福に繋がる。しかし、今の教育は知識の比重が大きくなっていて
教育=文化の源 であるが故に警鐘を鳴らしている。
#賢い人の秘密

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

アリストテレスを中心に、歴代の哲学者その他知識人の言葉を引用しながら、①演繹、②帰納、③類推、④実体、⑤意味、⑥証拠の6つの思考法について解説してくれている。洋書の翻訳だが、著者は知識詰め込み型の教育に違和感を持って教職を離れた経歴とのこと。知識詰め込み型は日本だけの話じゃないんだなあ。。

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2023年04月09日

Posted by ブクログ

大切なのは知識でなく知性ということ。
年齢を重ねると社会性や経験、知識は増えていくが、その代償として自分で考える能力、自力で答えに辿り着く力を失っていくものなのかもしれない。

古代ギリシアに現れた「ソフィスト」の一派は巧みな弁論術を持ってして人を操ることに長けていた。これに対してアリストテレスは彼らのパターン化された弁論術は真の知性であるとは言えず、自らの頭で考え答えを導くことの大切さを説いたという。

現代のテレビで目にするコメンテーターたちはそのソフィストの流れだと言える。彼らは人間の思考パターンをよく知り、説得力のある弁論術で自らの意見を捲し立てる。大衆はしばしそれに論破された気になってしまうが、実のところそれは真実とはなんの関係もない。説得力を高める話術に長けているだけなのだ。

知性をもって疑い、調べ、考えることためには時間も労力も必要であるが、忙しさにかまけて本来備わっているはずの「知性」を発動させずにいると、簡単に詐術師たちに言いくるめられてしまう。

つまるところ人生を、社会を少しでもマシにするためにはその地道な作業を行い、個人の「知性」を高めるしかないのだろう。

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

自らの知性を問われる一冊。「賢い人の秘密」その答えを(楽して)知りたいと思って購入したことの浅はかさを感じさせられた。知性とは「どう思考するか」であり、演繹や帰納、類推などを実例や過去の偉人たちの所業をもとに解説している。書いていることは当たり前なようで、体系的かつ丁寧に解説されている。噛めば噛むほど味が深まるスルメのような書籍だと感じた。

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2023年01月16日

Posted by ブクログ

全体的に内容が難解であるものの、作中の個々の文章で、なるほど、と思わせる箇所が多くあった。総括に当たる第三章は、私のような思考レベルの者でも、朧げながら作者が何を言いたいのか理解し、共感できる部分があった。

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2023年08月18日

Posted by ブクログ

知性、賢さは知識量ではなくどう思考するか
医者、弁護士は専門知識を打っているのではなくその分野における有効な思考パターンを売っている。
医者: ①起こっている事象を見て原因を掴む
    ②原因から起こっていることを掴む
    ③起こっていることへの薬、治療を考
     える(処方する)
    ④原因を解消する薬、治療を考える
    ⑤原因が発生しない方法(メカニズム)を考え   
     る。
    今の症状、原因 へのW処方 のパターン(思   
    考)

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2022年12月18日

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