川島崇照のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
刺激的なタイトル、買うこと、読むこと、持っているさえ一瞬躊躇う、それだけで親に罪悪感を感じるような。が、筆者のポジションは明確で「合う人にはかなり合う本」と思います。
ポイントは境界線。自分の人生に責任を持ち選び取っていくのは自分であって親では無い。ポイントは「境界線」。自分のケースでは、親のこうあるべし、あー悲しいわ、との口撃に罪悪感を感じ、(自分の感情と異なっても)その場を上手く纏めようと思い、コントロールされていたんだな、と冷静に分析できた。
所々に出てくる柔らかいタッチの挿し絵も、自分の心の中、ありたい姿を、生き生きと想起させてくれて良かったです。
高齢の親と上手に付き合うには、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ父と昔から馬が合わなくて、そんな父が最近ボケてきたらしく、親戚から、もっと気にかけてあげて的な内容の長文LINEが来るようになり、うんざりしていたところ、本屋さんで偶然この本を見つけた。
この本を読んで、父とは仲良くはできないけれど、でも子どもに干渉したり依存したりしないところは、精神的には健全で、問題があるのはむしろ干渉してくる親戚の方だということに気付いた。
父方の祖父母は、子供の将来にレールを引く問題のある親だったんだなと思った。
父のことは、自分のことしか考えてなくて嫌いだったけど、父も親に価値観を押し付けられながら生きてきてそれが嫌だったんだろうし、今はその反動で自分の好きに生き