米澤貴紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ改めて神社のことを学びたいと思って選んだ1冊。
図やイラストが多くてわかりやすい!
イラストの描写がまた丁寧で素晴らしい。
他のシリーズもあるので読んでみたい。
【メモ】
・拝殿の後ろに本殿。本社に付属する小さな神社(摂社・末社)は勧請(神社の分霊を他の場所に移し祀ること)し創建される場合もあるが全く関係ないことも多い。
・狛犬ではなく、蛇を祀る都久夫須麻神社(滋賀)や、蛸を祀る福岡神社(福岡)、ナマズを祀る大森宮(福岡)などもある。
・行ってみたいとこ
おのころ島神社(淡路島)
熊野本宮大社(和歌山)
飛瀧神社(滝を神と祀る。和歌山)
花窟神社(巨大な岩が神。三重)
乃木神社(東京)
・変わってるとこ
水天宮(安産祈願。東京)
秋葉山本宮秋葉神社(火除けの神。静岡)
甲斐神社(手足が良くなる。熊本)
-
Posted by ブクログ
八百万の神というが、日本には数多くの神社があり、さまざまな神が祀られている。
そんな神社の全体像を見渡し、また少しディープに細部も見ていきましょう、という1冊。
「解剖図鑑」と銘打つほど内部まで切り込んでいるかというとそうではないような気もするが、微細なイラストには唸らされる。トリビアも多く、さらっと通読するよりは、手元に置いておき、ふと手に取って読んだときに新しい発見がありそう。
構成は
1章 神社ってどんなところ?→神社に特徴的な建造物や構成要素の名称、特徴、成り立ちなど。
2章 神話と神社の深い関係→記紀などのエピソードと関わりが深い各地の神社の紹介
3章 神社の歴史を辿る→古代の信仰から怨霊、明治期の神仏分離まで
4章 神社は何を祀るのか→自然の造形、異形のもの、生命力、武将、天皇
5章 神社のグループはこうできた→各地にある稲荷・住吉・諏訪・春日・八幡・祇園など
6章 神社のすてきなご利益→何てったって俗世の幸福、カネに良縁、健康に円満。
巻末には登場する神々や神社をまとめる。ちょっとした事典代わりにもなりそう。神社は住所と併せて載っているので、本を片手に気になった神社を訪ねてみるのもよいかもしれない。
全体を読んで、神社についてくっきりしたイメージがわくよりも、むしろ、捉えきれない「訳わからなさ」が残るのも、却って、「神社」というものが人々に近いところで古くから根付いてきたのであろう、混沌の歴史の痕跡を見るようでなかなか興味深い。