あらすじ
神社とは何か? 神様は誰なのか? がマルわかり
鳥居、社殿、門・塀・垣、狛犬、神紋などのカタチの意味から、
『古事記』『日本書紀』にまでさかのぼる神様と、そのご利益まで、
日本各地の神社の見かたを完全図解。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
改めて神社のことを学びたいと思って選んだ1冊。
図やイラストが多くてわかりやすい!
イラストの描写がまた丁寧で素晴らしい。
他のシリーズもあるので読んでみたい。
【メモ】
・拝殿の後ろに本殿。本社に付属する小さな神社(摂社・末社)は勧請(神社の分霊を他の場所に移し祀ること)し創建される場合もあるが全く関係ないことも多い。
・狛犬ではなく、蛇を祀る都久夫須麻神社(滋賀)や、蛸を祀る福岡神社(福岡)、ナマズを祀る大森宮(福岡)などもある。
・行ってみたいとこ
おのころ島神社(淡路島)
熊野本宮大社(和歌山)
飛瀧神社(滝を神と祀る。和歌山)
花窟神社(巨大な岩が神。三重)
乃木神社(東京)
・変わってるとこ
水天宮(安産祈願。東京)
秋葉山本宮秋葉神社(火除けの神。静岡)
甲斐神社(手足が良くなる。熊本)
Posted by ブクログ
"神社の魅力を味のあるイラストを交えて紹介している。
写真ではないところが、かえって親しみやすさを感じる。
八百万の神が宿る日本、いろんな神様がいて生活に関わっているところが、これまた良い。
日本の誇る文化のひとつ。近所の神社の由来くらいは調べておきたいと思った。"
Posted by ブクログ
自分は神社の何を知りたいんだろうと思い買買いました。
まだ、本当に知りたい事は何なのか形作られてはいません。日本人とは何か日本人とはどういう風に形作られてきたのか、その起源をを残しているのはあるいは神社なのかもしれません。私が、理由もなくなんとなく惹かれる原因なのかもしれません。
Posted by ブクログ
非常に面白い。
元々、神社は好きだったが、
改めて日本神話との関係性などが整理出来て良かった。
特に、
・自凝島神社(おのころじまじんじゃ)
・宗像大社
・英彦山神宮(ひこさんじんぐう)
・天岩戸神社
・白兎神社
・出雲大社
・高千穂神社
・和多都美神社
・大鳥神社
などなど、日本神話絡みで今も残る神社についていろいろ知れたのは良き。
Posted by ブクログ
御朱印をはじめ神社巡りが流行る昨今、神社についてその形式や意味など概要を把握することができる本。
この本を読んで新たに知り行きたくなった神社多数。
絵が豊富、かつ章立てもわかりやすい。
適宜読み返したい本
Posted by ブクログ
神社の観察ポイント・見どころをイラスト付きで解説しているのがポイント。有名どころの全国各地の神社だけではなく、地元に根付いた神主も在中していない神社を巡るときにも参考になる。
Posted by ブクログ
神社入門本。
神社についての知識を教えてくれる内容ですが、
各地の神社を例に、鳥居、社殿の配置、狛犬、
系統、祀っている神様と、細かく説明しています。
更に、いとう良一氏の手描きのイラストが実に良く、
わかりやすい。
例えば、江戸と西日本の狛犬の違い、なるほど!です。
神社に行く前に、また、神社に行った後にも
楽しめる本です。
Posted by ブクログ
神社の建築要素に興味があったため、構造と名称について基本的なことを知れて良かった。
伝承や歴史に関してはどこまで正しいのか初学者の自分には判断できず...もっと詳しい文献に当たる必要があると感じた。
また、著者が建築史専門なのでいっそのことそこだけに注力しても良かったんじゃないかと思う
網羅的に学べるのは良いけど伝承や歴史の紹介に建築要素を入れるのは、関係がない限り省いた方が紙面がすっきりして良かったのでは。
あと、自分はご利益に全く興味がないのでそこにフォーカスしてると思われる続編は読まない気がする。
Posted by ブクログ
@routecafeandthings.
寺社そして御朱印に興味がでてきた今日このごろ
パラパラ見るだけで面白い。
こういう知識をもって訪れるべきだなあとおもうけどその時には結局わすれてる笑
もう一回古事記を勉強して
やっぱり出雲大社に行きたい
Posted by ブクログ
色んな神社(神宮、天満宮、稲荷などなど)について詳しく説明してあって、面白かったです。
が、途中で飽きちゃいました。
自分が行ったことある神社や住んでいる地域にある神社は特に興味を持って読むことができたので、参拝済みの神社の数を増やしてからまた読むといいのかな~と思いました^^
Posted by ブクログ
八百万の神というが、日本には数多くの神社があり、さまざまな神が祀られている。
そんな神社の全体像を見渡し、また少しディープに細部も見ていきましょう、という1冊。
「解剖図鑑」と銘打つほど内部まで切り込んでいるかというとそうではないような気もするが、微細なイラストには唸らされる。トリビアも多く、さらっと通読するよりは、手元に置いておき、ふと手に取って読んだときに新しい発見がありそう。
構成は
1章 神社ってどんなところ?→神社に特徴的な建造物や構成要素の名称、特徴、成り立ちなど。
2章 神話と神社の深い関係→記紀などのエピソードと関わりが深い各地の神社の紹介
3章 神社の歴史を辿る→古代の信仰から怨霊、明治期の神仏分離まで
4章 神社は何を祀るのか→自然の造形、異形のもの、生命力、武将、天皇
5章 神社のグループはこうできた→各地にある稲荷・住吉・諏訪・春日・八幡・祇園など
6章 神社のすてきなご利益→何てったって俗世の幸福、カネに良縁、健康に円満。
巻末には登場する神々や神社をまとめる。ちょっとした事典代わりにもなりそう。神社は住所と併せて載っているので、本を片手に気になった神社を訪ねてみるのもよいかもしれない。
全体を読んで、神社についてくっきりしたイメージがわくよりも、むしろ、捉えきれない「訳わからなさ」が残るのも、却って、「神社」というものが人々に近いところで古くから根付いてきたのであろう、混沌の歴史の痕跡を見るようでなかなか興味深い。