山﨑努のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三島由紀夫、安部公房、遠藤周作など、名だたる作家さんの名前が脚本家としてサラッと登場し、時代を感じると共に、当然ながら読んでいて、当の作品を観たくなった。
即興風の書き方で、繋がりつつ、短く区切った話が順々に繰り広げられ、頭に入りやすいので一気に読めた。本を読んだというよりは、ドキュメンタリーかトークショーのような、録画していた番組を1つ見終えたような読後感だった。
渋い役の演技の印象が強く、山崎さんについては漠然としたイメージしか持っていなかったが、それでもどこか惹かれるところがあり本著を読んでみた。意外と受け身(自分で役を決めない)だったり、芝居とはこうだ!と定まったものではなく自由である -
Posted by ブクログ
とにかく読みやすい。
山ぴーが敬愛する著者。
「早春スケッチブックのイメージが強すぎて。
でも本人も自分に近い役だったって。山田太一のドラマには無条件で出る、次に脚本も待ってるって。
あー最近山田太一のドラマ、観てないなぁ。
もうお年もお年だし。
って調べたら2017年に脳出血で倒れてもう原稿は書けないとか。
でも決して悲観的ではなく「限界を知るのも人生」とか。
なんか、山崎努と山田太一、相通じるものがあるんだろうな。
岸田今日子とはお友達で(彼女が亡くなるまで)、テレンス・ナップとは生涯の親友だったんだね。
彼の2019年に鬼籍に入ったのね。
どんどん親しい友人が亡くなっていくってどんなに寂