量子力学は量子の「スピン」だけでなく「カラー荷」「世代」など難解な概念だらけだ。
例えば、以下のような説明に出くわす。
量子力学で扱う基本粒子は量子数で区別される。
量子数には、質量、スピン、弱電荷、カラー荷、世代などがある。
第1世代の場合、電子の電荷は -1、ニュートリノは電荷 0、両者とも
...続きを読むレプトンでカラー荷は 0。
クォークのカラー荷は (R,G,B) の3種類。電荷はアップクォークが +2/3、ダウンクォークは -1/3。
スピンは、レプトンもクォークも 1/2 。
といった具合で、頭の中は ??? 意味不明!カオス状態のままだ。
最近は量子コンピュータの話題についていけないので、ちゃんと仕組みを知りたいなと思う今日この頃♪
本書は、「スピンを中学生にもわかるように説明できるか」という課題に挑戦し、もっと分かり易くと推敲を重ねた、とあったので期待した。
だが、本腰を入れて取り組まないと理解できない難しい本で、今、時間と集中力を使って読む強い意志はないのでリタイアすることにした。
私にとって少しも分かり易くなかったので★2でも良かったが、腰を据えて量子力学を理解したいという人には充実した内容に思えるので★3の評価です。