田中卓志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026/06/10
新潮文庫+芸人の書いたエッセイという時点ですでに面白い内容なのが安心して読めると思いながら楽しく読ませてもらいました。
アンガールズの結成に至るまでのエピソードや、田中卓志さんが芸人になるまでの人生で何があったのかなどさまざまなエピソードが短く、読みやすく書かれていて、あっという間に読み終わってしまいました。
一通り読んでみて、田中卓志さんは家族や周りの人をとても大切にする人なんだなあということと、何事にも本当に真面目に考えている人なんだなぁということが改めてこの本の隅々から伝わってくる内容でした。
本当に何も着飾ってなくてあったこと、人生で起きたことをそのまま、等身大の文章で書いているんだというのもとても伝わってくる文章が書かれています。 -
Posted by ブクログ
田中さん、愛情溢れた人なんだな。というのが最初のイメージ。
芸人さんのエッセイ面白いから読んでみよう。
そう思って気軽に読んでみたけれど、
気づくと田中卓志という人のファンになりつつある。
元々、家族ものの話にはめっぽう弱いけど、
「最高の食事」「あとがき」は涙なしでは読めない。
母の愛情をちゃんと受け取っているからこそ、温かな人になっているんだな。
穂村さんも言っているように、
何かアクシデントを引き寄せる特異体質がとても魅力的。
1年間休日は勉強に勤しむ姿はとても素敵だし、
色んなトラブルを自分の中で消化して笑いになってるところはもっと素敵。
ちょっと不運なほうが生活は楽しい。
何事も捉え方、考え方次第だな。
アンガールズ田中さん、正直好きや嫌いということを考えたことなかったけど、本書を通して100%好きになった!
色んな人に本書配り歩こうかしら
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Posted by ブクログ
ネタバレ私にとってエッセイとは、小学生の頃に読んださくらももこさんの桃の缶詰がすごく面白くて印象的だったから、この本を読んでめちゃくちゃ笑えるとか、起承転結の構成がうまいとか思うことはなくて、ちょっと期待損?みたいに思っちゃったのですが、後書きの穂村弘さんとの対談で、日常のリアルが伝わる、とか、まあそもそもアンガールズのジャンガジャンガ…がそんな芸風だったか!とか思うと妙に腑に落ちて、読後感がよくなりました。
後書は文庫版だけの特典みたいなんだけど、うん、あったほうが絶対良い(笑)書評に関わる。
話の面白さはさておき、田中卓志さんは毎日を真面目に真剣に生きてるし、すごく正直で丁寧で律儀な人なんだなと思って、きっとアンガールズ田中さんのファンの方は満足するんじゃないかなあ。
だからこそ、相方との話はもうちょっとイントロの相方との倦怠期がどう克服されたのかと内面の変化をしっかり描写して欲しかった〜! -
Posted by ブクログ
アンガールズ田中さんのエッセイ。
言葉選びとか、ある事柄への目のつけ方が面白い。
キモかわいいと言われる田中さんだが、そのキャラだけではなく、トーク力があってこそ今の立場なのだろう。そんな人の文章だからそりゃあ面白い。
その容貌からくる不幸話が多いのだが、それも今となってはいいエッセイの題材。
相方山根さんとのアレやコレや、田舎暮らしでのアレやコレや、芸人を志すときから売れるまでのアレやコレや。もう色々なちょっと不運・ちょっと不幸を楽しく読ませてくれる。
もう、最初のなか卯の話が面白くて心を掴まれました。
五反田ティーパーティ事件というパワーワード。全編にわたって言葉のチョイスがいいなぁ。
文庫化にあたって追加された短編もいつでも何でもできると感心させられることしきりでした。
一番好きなのは山根さんとの相方か友達かの短編かキーパーをやってお笑いに目覚める短編かな。 -
Posted by ブクログ
タイトルの通り、広島大学工学部の建築学課程卒業の芸人アンガールズの田中の方が、プロの建築家20人が自身で設計した自宅の訪問をしたもの。言うまでもないが長寿番組「渡辺篤史の建もの探訪」の田中版。本家の番組を見かけなくなったと思ったら現在は土曜日の早朝に移動していた。知りませんでした。
こちらの本で取り上げるお宅は、本家の番組同様、東京都と近郊のみ。ほとんどがリノベ物件。さほど広いとは言えない空間をどうデザインするかがポイントになっているようです。プロが自分のために設計している家ですから、これもやはり一般の人では発想しないような造りが多く見受けられます。おそらく敷地がさほど広くないため、どのように緑を取り入れるか、テラスをどうデザインするかが見どころと言えるでしょう。敷地の半分を緑にしているお宅もありますが、木々の中の階段を上って二階の玄関へという造りはなかなか出来るものではない。大胆で素敵。
トップに載っている方、現在は掲載した物件から転居し軽井沢に住んでいるとのこと、そちらもどのようなお家なのか知りたかったですね。この方は初回ということで特別に田中との対談が載っています。その中の、誰もが富士山の頂上を目指すのではなく、近所の裏山に登る人がいてもいいという言葉がいいですね。別の方の、鎌倉で階段100段以上上がらないとたどりつけない家があります。環境は抜群でお家も素敵ですが、年齢が上がるときついでしょうね。足腰が鍛えられていいと考えるのか、終の棲家とは考えてないのか。それでも鎌倉がいいとこだわる方がいらっしゃることは知っています。ええ、余計なお世話です。
間取り図があって写真がたくさん載っていてわかりやすい。星が少ないのは東京の物件が多く、建築家の家とはいえ、やはり狭小住宅な感があって今ひとつパッとしないので。全体を通して、田中氏の独特の話し方と声が聞こえてくるような本です。彼はいずれ建てるであろう自宅を公開するんだろうか。