【バットを振らなきゃ当たらないから、思い切って言葉にしよう】
親友同士の恋の物語。
距離が近すぎたからこそ、自分が抱いた感情が恋なのか疑問に思う。
告白する事でこの居心地の良い関係が壊れてしまうのを恐れてしまって。
幼馴染だった碧の高校デビューと共に女らしい魅力を身に纏った彼女の変化に、ドキマキして動揺を隠せない陸。
お互いを意識しながらも、一歩踏み出せない日進月歩な心の歩みを乗り越え。
すれ違いや空回りをしながらも、勇気を出して起こした行動がバットにボールが当たるかのように。
お互いを両想いにさせる引き金となるのだ。