藍沢今日のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読み出してすぐ,特殊能力を持つ犯人を現状の現状の法律でどうこうできるのか!?と思いました。
通常は特殊能力VS特殊能力な構図が多い中
対普通の人って・・・
口から出した張り子の犬を使い小学校で多くの死傷者を出した少女
なんとか捕まえたものの犬が見えるのは警察官の夏木のみ
少女は犬を使い殺害したことを認めるが,それを立証する手立てがない。
彼女の目的は一体何なのか。
人に対する憎悪で張り子の犬たちが殺戮を起こす
こんな能力があったら人は絶滅してしまうんだろうなと
ラスト
少女に対して死刑が執行された
しかし,町で夏木は張り子の犬が歩いているのを見かける
後をつけるとそこには20体はい -
Posted by ブクログ
思念物体である犬張り子を使役して大量殺人を行った恐るべき犯人。果たして超能力を用いた殺人は法廷で立証可能なのか、というとんでもない荒唐無稽でぶっとんだ設定のホラーミステリです。そもそもなんで犬張り子!? 情景を思い浮かべるだけでシュールすぎて、頭がぐるぐるしてしまいます。殺戮シーンは相当グロテスクではあるのですが、そのシュールさが勝っているせいなのか何なのか、ユーモラスにすら思えてきました。
ところが。後半はしごくまっとうな論理に従った法廷サスペンス。そして犯人である亜莉亜の動機と目的、さらに犬張り子にまつわる因縁の物語まで、目を離せず読む手も止まらない要素がてんこ盛り。最後の最後まで気を抜く -
Posted by ブクログ
ネタバレ事件現場となった小学校で刑事の夏木が見たのは、何匹もの巨大な犬の張り子が、人間に襲い掛かり、嚙みつき、殺す地獄絵図だった。
警察は犬張り子を操る女、アリアの逮捕に成功するが、夏木以外の捜査員にはその犬張り子は見えていなかった。存在を証明できないものでの殺人を、法廷で裁くことは出来るのか。
法廷ものに、科学で証明できない凶器を使役する超能力者を組み込んだホラー×サスペンス小説。
犬の張り子人形という凶器、超能力者を司法で裁くという設定が独創的で面白いです。犬の張り子で殺人を犯すって、絵的に想像するとシュールですが殺戮シーンなんかは割と残酷。
犯人のアリアが極刑を望みながらも弁護士に依頼をし