吉村仁のレビュー一覧

  • 素数ゼミの謎
    NDC486.5
    「アメリカに、13年、あるいは17年に一度だけ何億匹も大量発生し、数週間だけ凄い声で鳴き交わして死んでゆく、へんてこなセミがいます。どうしてそんなに長い間地中にいるの?13年と17年なのはなぜ?日本人の科学者が初めて解いた、奇妙な「素数ゼミ」の秘密。」

    ・表紙が大人っぽいけれど、...続きを読む
  • 素数ゼミの謎
    すごくわかりやすく、納得のいくような説明で面白かったです!
    元々読みたくって、学校の図書室で探していたら、ありました。図も入ってるし、内容もまとまっていて「こういうことだからなのか!」と読んだら、すぐわかりました。絵も細いけど可愛くて好きです。
    あまり長くないので軽く読めます。
  • 素数ゼミの謎
    13年、17年周期に大量発生するセミの謎。言ってしまえばそれは生き延びてきた結果なのかもしれませんが、お話は氷河期まで遡りはては数学のお話にまでなってそれをかつ小中学生に分かりやすく説明されてとてもロマンがあって面白かったです。
  • 素数ゼミの謎
    今年の夏ももう終わり。夏といえば、ここ一週間で元気な鳴き声が聞こえなくなったセミ。セミといえば、13年あるいは17年に一度だけアメリカの一部の地域ごとに大量発生する「素数ゼミ」という奇妙なセミの秘密が本書で解明されている。
     そのような周期で成虫し、地方で億単位の匹数で発生する数種類のセミ。それまで...続きを読む
  • 素数ゼミの謎
    僕はこの本を読み終えて、素数ゼミについて今よりも詳しくなりたいと思いました。文字だけでなく、イラストもあったのでよりイメージが湧きました。さらに、なぜそのセミが13年または、17年に登場するのかが、素数の性質を使った物だったので驚きました。
  • 素数ゼミの謎
    素数ゼミは13年のものと17年のものがいます。

    アメリカ全土で13年または17年周期にセミが一斉に羽化するわけではありません。
    今年はこの地域の素数ゼミが羽化して、来年は別の地域の素数ゼミが羽化するという具合です。

    幼虫の期間が長い理由は気温の影響です。
    これは氷河期が影響しています。

    気温が...続きを読む
  • 素数ゼミの謎
    アメリカに、13年周期、17年周期で大量発生する、素数ゼミと呼ばれるセミがいるそうです。

    なぜ、13年と17年という素数の周期で、いっぺんに同じ場所で大量発生するのか?その謎に迫った本です。

    地球の歴史と生命の進化の関係の壮大さと、壮大な中にある完璧な法則性に、感動しました。
    ...続きを読む
  • 素数ゼミの謎
    イラストもあり、文章も優しかったのでとても分かりやすかった。
    大人が読んでも愉しめるけど、子供が読んでも楽しめる内容だと思う。

  • 素数ゼミの謎
    TV番組で紹介されていて、面白そうだったので読んでみました。素数自体も不思議な存在なので、素数で出てくるセミもとても不思議だったけれど、そうなるためにものすごい時間をかけて、進化してきたんですね。こんな風に他の生き物についても勉強したくなりました。
  • 素数ゼミの謎
     いやー,おもしろい本でした。しかも,納得させられてしまいました。
    ・13年と17年周期に出てくるセミたち
    ・なんでこの期間なのか。
    ・なぜ,同じ場所で大発生するのか
    について,一つ一つそのなぞを解いていきます。
     素数と言えば,「1と自分自身しか約数を持たない数」のこと。5年生の算数で習います。素...続きを読む
  • なぜ男は女より多く産まれるのか ──絶滅回避の進化論
    強者生存の進化論の前段階として
    絶滅回避の進化論がある

    絶滅回避には
    何事もほどほどがよい

    協力が大切

    そんなビジネス書か?自己啓発本か?みたいな
    ことまで数学を用い説明がされる
    恐ろしい本

    かえす刀で
    投資は破綻する
    分散投資ではダメ
    なんてことまで説明されて
  • 素数ゼミの謎
    子供に向けて話をするように書かれているが、大人が読んでも充分面白い。
    素数ゼミの謎がすっきり解き明かされる。
  • 素数ゼミの謎
    これは塾の先生に勧められて読みました。
    素数ゼミとは?という根本的な問題から書かれています。
    素数ってすごいなと、感じました。
  • なぜ男は女より多く産まれるのか ──絶滅回避の進化論
    偶然手にとったこの本、いつか読みたいと思っていた素数ゼミの先生の本でした。
    人間の経済活動を、生物の進化や活動の法則に当てはめて考えてみようという斬新な試み!いやぁ、面白かった。しょせん人間も自然の法則からは逃れられないんだな、と思い知らされました。
    「期待値から見た予測個体数は無限大に発散するが、...続きを読む
  • 17年と13年だけ大発生?素数ゼミの秘密に迫る!
    『17年と13年だけ大発生?素数ゼミの秘密に迫る!』
    (吉村仁、2008年、サイエンス・アイ新書)

    アメリカでは、13年と17年おきに発生するセミ(周期ゼミ)がいます。
    実はカギは13と17がともに素数であるということにありました。

    また、
    アメリカの面積と日本の面積を比べた場合、日本はアメリカ...続きを読む
  • 素数ゼミの謎
    13年に一度、大発生する謎のセミ。
    なぜ、"13"年なのか?
    この謎は、なんと素数の概念を使うと解明できるという...

    素数は1と自分以外でしか割り切れない数字であることと、最小公倍数が分かれば普通に読み切れます。
    文系の方でもぜひ。
  • 素数ゼミの謎
    素数ゼミの進化の秘密が、子供にもわかるように平易な言葉で書かれている。面白かった。
    少し物足りない感じはあるかも。
  • 素数ゼミの謎
    とても読みやすく分かりやすかった。高学年なら読めるかな?読んでいて面白いと思える本に久しぶりに出会った気がします。
  • 素数ゼミの謎
    進化のロジックが数理によって解明されていく、数理生態学という学問の楽しさと数学の美しさに詰まった本。
    読むまでは、「数学」と「生態学」がどう結びつくのか見当がつかなかったが、数学苦手な自分にも、児童向けのやさしい説明で(ざっくりと)理解できた。
    久々に数学がやりたくなった。
  • 素数ゼミの謎
    13年または17年ごとに大発生するという、素数ゼミ。なんで他の素数ではなく13年、17年なのか?という話。
    なんとなくその周期になった訳ではなく、ちゃんと理由があると言うことが、わかりやすく解説されていました。

    小学生でも、本を読み慣れた子なら4年生くらいから読めそうです。