すあし社長のレビュー一覧

  • 世界の「なぜ?」が見えてくる 大人の地政学 ざっと丸わかり

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    内容が素晴らしいです。これを一冊読めば大人の会話ができるようになるでしょう。この内容を学校ではなくYouTuberから学ぶことが日本の教育の心配な点です。

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    2026年06月20日
  • この国の「なぜ?」が見えてくる日本経済地図

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    日本には課題が多い。【少子高齢化】【軍事問題】【ゾンビ企業の進退】【インフレ】【金利】【食料自給率】
    それらから目を背けても何も改善しない。
    自分ゴトてして向き合う。
    これが始まりなのかもしれない。
    人口ボーナスの時代は終わった。人口オーナス(労働者数の減少)時代にどう生きるかは、ぜひ本書を参考にしてください。

    日本の食料自給率が低いのは…
    『土地が狭く、人口が多いという物理的な制約にある』
    そもそも、日本の国土面積は3800万ヘクタールだけど、そのうち農地として利用できるのはわずか430万ヘクタール、国土の約12%にすぎない。
    これでは賄えるわけがない。

    では移民を活用すればいいとなるが…
    言葉・宗教の違いなど見えないコストがかかる。

    『労働力は輸入できるが、やってくるのは人間である。』

    この言葉に深さを感じた。
    問題はいきなり解決できない。
    少しづつでも向き合うことで解決へとつながる。

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    2026年04月04日
  • この国の「なぜ?」が見えてくる日本経済地図

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    日本が置かれている苦しい現状をデータと合わせて説明しつつ、対策と成功例も示してある所が面白かった
    何気なく見ているニュース(特に防衛に関して)がなぜそういう風に方針をかえているのか理解できた
    変わる情勢のなかで自分は何をするべきか1つのヒントを得られた気がして良かった

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    2026年03月06日
  • あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図【電子限定特典付】

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    高市発言には間に合わなかったが~アメリカ(消費大国が関税を武器に世界秩序を破壊),ロシア(ウクライナ侵攻についてヨーロッパを寝返らせようとしたが失敗),中国(地方政府の不動産バブルを弾けさせ,デフレを輸出),EU(エネルギー危機から戦略的自律を目指すが北とみないの足並み揃わず,移民難民問題も深刻),日本(貿易赤字の常態化・安いニッポン・豊富な債権と運用,フォトレジスト・シリコンウェア・積層セラミックコンデンサ・コンテンツに強み)~上手に解説しているのはアメリカについて。ロシアについてはサラッとだし,EUについてはイギリス離脱にノータッチ,すあし社長のYOUTUBEを見て勉強します

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    2026年02月03日
  • あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図【電子限定特典付】

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    世界経済を、5つの国・地域の立場から記述した本。

    各国の観点からそれぞれ説明があり、どのような行動原理で動いているのか、何が中核の産業なのか、何にお金を使っているのかが丁寧に説明されている。

    日々のニュースで眺めている円安・ドル高、トランプ関税、ロシア=ウクライナ戦争、米中対立の根本にある仕組みが理解できた。

    日々の生活には、ニュースの読む際の深読みと、世情と金利の動きの連動の意味合いがわかるようになると思う。

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    2026年01月04日
  • あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図【電子限定特典付】

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    1.アメリカ
    -借金大国
    -インフレ
    -関税
    -FRB

    2.中国
    -不動産バブル
    -デフレ
    -国家資本主義
    -人口動態

    3.ロシア
    -経済制裁
    -天然資源
    -戦時経済
    -人材流出と人口問題

    4.EU
    -エネルギー危機
    -戦略的自律
    -ユーロ
    -移民・難民問題

    5.日本
    -貿易立国
    -技術大国のジレンマ
    -米中対立の最前線
    -長年世界最大の債権国

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    2025年11月26日
  • 世界の「なぜ?」が見えてくる 大人の世界史 超学び直し

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    本書は世界の歴史が今世の中で起こっている問題とどう繋がっているかが分かりやすく描かれていて、今の世界情勢に対する理解が深まりました。
    学生時代、各国の時代の流れがつかめず、世界史が苦手でしたが、過去と現在が線でつながり、世界史の重要性を再認識しました。

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    2025年09月28日
  • 世界の「なぜ?」が見えてくる 大人の地政学 ざっと丸わかり

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    図解もあってわかりやすかったです。地形だけで、国の動向がここまで見通せるのはすごいなと思いました。台湾の重要さ、日本の特殊性、スイスの独立心の高さが特に印象的でした。

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    2026年10月09日
  • この国の「なぜ?」が見えてくる日本経済地図

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    日本の現状、課題が体系的にまとめられており読みやすかった。普段 ニュース等で聞いたことある事象について理解を深めることができた。この内容を自分自身で考える際の情報のインプットとして活用したい。

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    2026年10月08日
  • 世界の「なぜ?」が見えてくる 大人の地政学 ざっと丸わかり

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    世界の紛争の種を、その理由から現在地までを分かりやすくまとめた一冊。
    知れば知るほど、絶望的な気持ちになってしまうのだけども。

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    2026年10月07日
  • あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図【電子限定特典付】

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    タイトル:あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図
    著者: すあし社長
    発行:2025年10月6日 第1刷発行
    2025年11月10日第3刷発行

    世界経済の要点となる国の経済、政治、歴史の絡み合い方をとても上手く捉えている本だと思う。ひとつひとつのトピックに対する分析の深さよりも、それらの絡み合い方に目がいく。すあし社長のチャンネル見てみようかな。

    ロシアについて、ある程度まとまった分量があり。あまり詳しくなかったので、ざっくり課題感を理解するのにちょうど良かった。長期的にはこのままではくだり坂か。

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    2026年09月21日
  • この国の「なぜ?」が見えてくる日本経済地図

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    日本経済が戦後最大の転換期を迎えていることを、多角的なテーマから分かりやすく解説した一冊。「貯蓄から投資」「平和から現実的な安全保障」「安価な労働力からAI・省人化」への変化が進む一方、日本はものづくりへの固執でデジタル化に遅れ、国際競争力の低下や実質賃金の停滞に直面している。また、食料自給率の低さや少子高齢化、公的債務、地政学リスクなどの課題も整理し、技術力や対外資産、社会の安定性を生かして未来を切り開く重要性を説いている。

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    2026年07月20日
  • この国の「なぜ?」が見えてくる日本経済地図

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    日本の現状を知るのに興味深い本。景気は良く企業は儲かっているのに賃金が上がらない——その構造が腹落ちした。大企業は過去のトラウマから内部留保・海外シフトに走り国内に還元されにくく、中小企業は体力がなくて上げられない。顧客の「厳しい」は演技ではなく現実の体感なのだと理解できた。同時に、過剰な守りは機会損失だとも感じた。日本の大企業のように守りに入りすぎず、家族・経験・学びに積極投資していきたい。

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    2026年07月15日
  • 世界の「なぜ?」が見えてくる 大人の地政学 ざっと丸わかり

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    現在、紛争などをの問題を抱えている地域を地政学の観点から、その理由を説明していた。世界中のあらゆる場所を網羅していて、一冊で満足感のある内容でした。
    書いてあることも難しくなくて、誰でも読めるいい本でした。

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    2026年07月11日
  • 世界の「なぜ?」が見えてくる 大人の地政学 ざっと丸わかり

    Posted by ブクログ

    地政学に興味のある私がタイトル「大人の地政学」に惹かれて買ってしまいました、ネットで買ったので目次しか見れませんでしたが、目次から面白さが伝わってきました。

    この本はタイトル毎に、それに関する地図が載っていて、地図好きの私にはピッタリの本でした。この数年で、世界中に多くの紛争が起きていますが、それらも地政学の観点から見ると納得できたり、交渉にも時間がかかることが理解できるようになりますね。今後も類書を読んで、それらの共通項と相違点(特徴点)を明確にした上で、自分なりの意見や視点が持てるようになることを目指したく思います。

    以下は気になったポイントです。

    ・世界の通信の99%以上は海の底に敷かれた 光ファイバーケーブル、 いわゆる 海底ケーブルを通じて やり取りされている。私たちが 普段何気なく使っているインターネットは、物理的に改定を通る ケーブルという見えないインフラに支えられている(p4)

    ・地政学 と聞くと 難しく感じる かもしれないが その本質は「 地理的な条件が人々の暮らしを左右する」 という シンプルな話である。 地政学の視点から見ると リーダー 個人の性格や イデオロギーは国家の行動を決める 2番目の要因にすぎない、 大国の振る舞いを本当に決めているのは「その国が置かれた物理的な条件= 地形」である(p7)

    ・ ロシアは侵攻によって ウクライナ 南部のマリウ ポリ などの 港湾都市を制圧し アゾフ海 を事実上 ロシアの内海にしてしまった、 これにより クリミア への陸上の補給ルートは完成した(p30)

    ・ 世界第2位の経済大国となり強力な 海軍力を 築きつつある 中国であるが、 どうしても 解消できない悩みがある それは「海への出口がない」ということである、 なぜ彼らが 台湾・ 尖閣諸島 ・ 南シナ海に執着するかが理解できる(p52)中国の感染が太平洋に出ようとする時、沖縄本島と宮古島の間にある宮古海峡、台湾とフィリピンの間にある バシー海峡、 鹿児島の大隅海峡を通る必要がある(p54)

    ・ イランの武装勢力・フーシ派 が 使用する自爆 ドローンの価格は1機当たり300万円程度、 これをきするために アメリカ海軍が使うミサイルは3億円、 最新のものでは 7億円と言われている、 このコストの非対称性こそが 非対称戦争の恐ろしさである(p89)

    ・ どちらか一方を善悪と断じることは 地政学の味方ではない、 地政学か教えてくれるのは「 なぜ双方がそう 動かざるを得ないか」という問題を巡る その地理的な構造である(p107)

    ・黒海には地政学的に致命的な特徴がある、外の海= 地中海に出るための出口がたった1つしかない、 ボスポラス海峡とダートネス海峡、トルコが管理する この狭い水路が詰まってしまえば 黒海は巨大な 袋小路となる、象徴的だったのは2022年4月 ロシア 黒海艦隊旗艦「モスクワ」の撃沈である、第二次世界大戦以降で撃沈された軍艦としては最大であり、 ロシアの海の支配者としてのプライドは消えた(p123)

    ・アメリカのペリー提督が日本に来た 本当の目的は日本を占領することではなく、 中国へ行くための中継地点で補給する船の燃料としての「石炭」や 捕鯨船の乗組員のための「水と食料」であった(p148)

    ・日本が独立を守るためには 軍艦や 大砲を買う 外貨が必要であった、 資源のない日本を救ったのは シルク= 生糸、であった。ヨーロッパでは解雇の病気が流行って 養蚕業が全滅していた そこで 品質の良い日本の生糸が飛ぶように売れた、 これが日本の近代化の資金源となった(p149)

    ・ イギリスにとって一番恐ろしいのは日本がロシアのものになることであった、 もし日本がロシアの軍事基地になったらイギリスの宝である 中国やインドへの覇権争いが脅かされる。 だからイギリスは日本を植民地にして弱らせる、よりも日本を強くして ロシアへの防波堤にする方が得だと考えた(p150)

    ・ ロシアにとって オホーツク海 はアメリカ本土を攻撃できる 核ミサイルを積んだ 原子力潜水艦を隠しておく 絶対に侵入されたくない 裏庭である、 その入り口に当たるのが、 国後島や 択捉島 などの 北方領土である。 ここを日本に渡すことは自宅の裏口の鍵を敵に渡すようなものであり ロシアの核戦略上 ありえない 選択肢である(p158)

    ・ 南鳥島は日本の最東端に位置する島である、 一辺が約2km の三角形をした 平坦な島であるが、 この島が存在することで 日本は周囲に国土面積を上回る 約43万 平方キロの巨大な 排他的経済水域を確保できる(p179) 南鳥島の 泥は希少な「 重希土類」を含んでいるという地質学的な奇跡のような特徴を持っている、中国の鉱山のように 放射性物質をほとんど含んでいないため 環境に優しい(p184)

    ・半導体はかつて「 産業の米」と呼ばれていた、米のように安くてどこにでもあり あれば便利だが 戦略的な意味は 薄い 基礎 食料品 という意味である、 しかし 21世紀の現在 呼び名は変わった「現代の石油」 それが今の半導体の立ち位置である。 石油がなければ戦車も飛行機も動かないように、 半導体がなければスマホも 生成 AI も最新鋭のミサイルもほぼ 動かない。 半導体を確保することは 国家の精子をかけた安全保障 そのものになった(p191)

    ・日本は 半導体 完成品のシェアは低いが、 半導体を作るための装置や特殊な薬品において 日本企業は圧倒的な シェアを持っている。例えば シリコンウエハー や回路を焼き付けるための特殊な薬剤= フォトレジストは日本企業がほぼ独占している(p199)

    ・日本には 原油 備蓄は254日分ほどあるが、 LNGの備蓄は2週間程度しかない。 日本は電力の多くを火力発電に頼っている もし LNG 船が来なくなれば即座に停電が起きる(p207)

    2026年6月23日読破
    2026年7月1日作成

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    2026年07月01日
  • あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図【電子限定特典付】

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    2025年発行という本書ですが、激動の世界情勢の中にあって米、中、露、欧州、日のそれぞれの状況を整理した良本だと思います。勉強になりました。

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    2026年06月28日
  • あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    “今”の世界情勢を分析するためのスキーマを作ってくれる本。おそらくかなーり噛み砕いてくれてる。わからない箇所があれば、少し調べればすぐ理解できる程度に落とし込んでくれてると思う。

    ただあくまで“今“に通用する本であって、数年後の有用性はかなり低いと思われる。

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    2026年06月15日
  • この国の「なぜ?」が見えてくる日本経済地図

    Posted by ブクログ

    現在は世の中は激変している感じがしています、読書する場合、どうしても世界経済に関するものに偏ってきたと感じていましたので、今年のGWに、タイトルに「日本」が付いているものを探していて本屋さんで見つけた本です。表紙に書かれていた「日本のなぜが見えてくる」というフレーズに惹かれて購入しました。

    この本を読んでいる間にも、読みたい本が次々と現れたのでレビューを書くのが少し遅れてしまいましたが、2026年GW明けに読み終えた本です。経済の切り口から日本を見てみる、という私好みの解説は嬉しかったです、今後も類書を読んで理解を深めたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・日本は円高に対して市場の自律的回復を過信し「 産業構造の転換」 という 本質的課題を先送りした代償は、格差拡大と成長力の減衰という形で跳ね返ってきた。 具体的には 世界経済の主戦場が「 ハードウェア」 からGAFAM に代表される「 IT ソフトウェア」へと移行する中で、 日本は過去の成功体験である「 ものづくり」に固執した。 その結果 かつて世界シェアの50%を握った 半導体 や、世界を席巻した家電はデジタル化の波に乗ったサムスン や アプリという海外勢に市場を奪われた(p30)

    ・シリコンバレーは 国防予算を受け皿とする スタンフォード大学を中心に発展した、ここで育まれた軍事用 ネットワークが「インターネット」へ、ミサイル誘導技術が「 GPS」 へと 民間転用され・ Google マップや Uber といった 巨大ビジネスが生まれた。 Google の検索エンジン開発や iPhone の音声認識 も、 元をたどればこの国家 投資が 源流であり 実践的にはアメリカの税金によって 下支え されていた(p36)

    ・通常の資本主義では企業は自らのリスクで資金を調達し 失敗すれば 市場から淘汰されるが、中国の国家資本主義では国が戦略的に定めた 産業に対し、 政府系金融機関を通じて 無尽蔵とも言える 資金が注入される。利益が出るかではなく 国家の派遣に必要かという基準で採算度外視の巨大投資が実行されるため 個別の民間企業で戦う 西側諸国はその規模とスピードにおいて 太刀打ちができなかった(p34)

    ・2026年 名目 GDP でインドに追い抜かれ 世界第5位となった、2025年10月に発足した高市 政権は「ササエノミクス2.0」を発動した、 この正体は、 長年続いた 緊縮財政を捨て、国が巨額の投資を行う「積極財政」 への大転換である。国が生き残るための分野に政府が直接お金を注ぎ込み、 民間 任せではできなかった成長を 国家主導で促すことになった。この結果 日経平均は5万円台に上昇した(p39)

    ・日本の物価は世界に比べて異常なほど安い、 2025年7月時点 日本のビッグマックは480円であるか アメリカでは、 円換算で836円、 スイスでは 円換算で1337円である。 日本円は「マイナス 43.9%」 過小評価されている。 つまり 日本の物価水準は 世界標準の「 ほぼ半額」である (p44)

    ・日本は 2025年上半期において 経常収支は 17.5兆円になり過去最大の黒字を記録したが、 貿易黒字が占める割合はわずか 0.3%程度で、残りは 過去 海外に投資した資産から得られる配当や 利子によって 黒字を維持する構造に変わっている(p49)

    ・日本は 巨額の国債を持っているので 金利を上げることが難しい、 日銀が保有している国債のほとんどは 過去のゼロ金利時代に購入されたものであり 国際から得られる利息=収入はほぼゼロである、 一方日銀は民間銀行に日銀が預けてある 当座預金に対して政策金利に応じた利息を支払わなければならない、 つまり 国債からの利息はほぼゼロにもかかわらず、 政策金利を1%上げると民間 銀行への巨額の支払い利息が生じてしまう(p63)

    ・ 企業は巨額の内部留保を持っているが、 貯め込みが問題の本質ではなく、 企業が攻めの投資や大胆な賃金を行えるだけの「将来の安心感」「 成長の期待」を 日本 市場が提示できていないところに問題がある。 このため この悪循環を断ち切るための規制改革・ 需要 創出が望まれている(P74)

    ・ 日銀が大量のお金を供給してもそれが企業のと設備投資 や 賃金増加には繋がらなかった、 しかし私たちの年金積立を運用する GPIF が株高によって 巨額な運用益を計上した、 これにより 年金財政の持続性が高まっていることはメリットになっている(P82)

    ・ 現在の日本版 スタグフレーションは「 マイルドなインフレ+ 人手不足( 完全雇用) の中での貧困化」という、歴史的に新しいタイプである点に注意が必要である。 失業していないため 危機感は共有されにくいが、見出 替える 的に生活水準が 切り下がっていく 点でよりタチが悪い「 貧しい 完全雇用」と呼ぶべき状況に陥っている (P106)

    ・ 中国が台湾 統一を急ぐ理由は 軍事的合理性 が存在する、台湾の東側= 太平洋側は海岸からすぐに 水深数千メートルの深海が広がっているので、中国の原子力潜水艦は誰にも 察知されることなく 太平洋のどこからもアメリカ本土を狙えるようになる。 台湾を取ることは 中国にとって、アメリカと対等な核 超大国になるための最終 条件である(P122)

    ・防衛産業 の隠れた実力とは、 最終製品よりもそれを構成する基幹材料にある、特に 航空宇宙分野における日本の素材産業のシェアは圧倒的で欧米の軍事産業も日本のサプライチェーンに依存せざるを得ない構造が存在する、日本の素材技術がなければ 西側の第5世代航空戦力は成立しない構造が存在している(P142)

    ・ウクライナ 戦争が如実に示したのは物理的破壊力(陸海空) を行使する前段階、あるいはそれと並行して展開される「宇宙・ サイバー・ 電磁波」 領域での攻防が勝敗の行方を決定づけるという事実である、 いかに高性能な戦車や 護衛艦を持っていても機能しない(P154)

    ・ロシア軍は強力な電子戦 によって スターリンクの無力化を試みたが、 スペース X 側は驚異的なスピードで 対抗措置を講じた。わずか数日で ソフトウェアを書き換え 信号の周波数や 変調方式を変更して妨害を回避した。 スターリンクの軍事利用は 従来の軍事衛星通信の常識を完全に覆した、数千機の小型衛星が低軌道でメッシュ ネットワークを形成しているため、 数十機を破壊 無力化してもシステム全体はダウンしない。 この分散型アーキテクチャー こそが、 物理攻撃・電子攻撃に対する最強の防御となった。この事実は高価な大型衛星を少数持つより、 安価な小型衛星を多数 連携させる方が攻撃に対する「復元力」が高いことを証明した(P156)

    ・ 日本の製造業の真の強みは 一般消費者の目には触れない「縁の下の力持ち」、 それが「 素材・ 部品・製造装置」の分野である (P206) 半導体 サプライチェーンにおいて、 「前工程の製造装置」「後工程の部品」この上流と下流の両端という「 チョークポイント」を握っている、 これがアメリカや 中国からも無視できない存在であり続ける真の理由である(P210)

    ・現代の自動車は「走る スマートフォン」とも呼ばれ 車載ソフトウェアが競争力を左右する時代になっている、車自体が常にインターネットに繋がり、 運転支援機能やエンターテインメント機能が随時 アップデートされる。 テスラや中国の EV メーカーはこの世界で先行している、日本のトヨタの車載 OS の開発は本格導入は2026年からである(P226)

    ・日本が「学び直し」で足踏みしている時に巨大な変化が起きた、 それは 実力差を決定的に広めてしまう「 生成 AI」 である、 2023年以降の生成 AI の爆発的普及は、2025年の労働市場に 決定的な「 AI 格差」をもたらした、 AI を使いこなして生産性を数倍に高める「 AI 強者」と AI に代替 される「 AI 弱者」への二極化である。 この格差は 従来の努力や 長時間労働では絶対に埋めることができない。 テクノロジーを拒絶して 淘汰される側に回るか、 AI を徹底的に 使い倒して「進化する側」に回るか、 私たちはその分岐点に立たされている(P328)

    ・あなたが学び 獲得した「知る力」と「考える力」 激動 の時代にあってもあなたを守り、 道を切り開く 武器であり続ける。「 学び続けること」 これこそが 不確実な未来に対する「唯一にして最大の生存 戦略」である。私たちが変化を恐れず「 学び」「 行動する」 そうした 一人一人の「小さな変化」の積み重ねが、 やがて この国の未来を大きく変えていくと筆者は信じている(P350)

    2026年5月13日読破
    2026年5月23日作成

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    2026年05月23日
  • あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    地図を用いて、主要大国と日本の課題をわかりやすく解説してくれています。
    オルカンに投資している身としては、不確実性が高まってる世界情勢の先行きを考える上で大変有益な情報でした。

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    2026年02月21日
  • あの国の「なぜ?」が見えてくる世界経済地図【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    国別に章立てられた世界経済の本
    各国が抱える課題やジレンマが中心
    現行の社会制度や経済状況が分かる
    国別なので当然1カ国当たりの情報量は少ないが、全体的にはかなりボリュームある

    アメリカ
    ドルが持つ法外な特権を使い、世界経済を回す
    その根底には消費と貿易赤字、資本流入がある
    インフレと関税政策というジレンマ
    それに巻き込まれるFRB
    米中対立の深刻化

    中国
    不動産バブルによるデフレ
    需要低迷と少子化の深刻化
    イノベーション<共産党の国家統制
    国家資本主義と新質生産力の開発

    ロシア
    経済制裁とガラパゴス化
    エネルギー市場の構造変化による脱落と東方シフト
    戦時経済と見せかけの繁栄
    人材流出と少子化の深刻化

    ヨーロッパ
    ウクライナ戦争に伴うエネルギー危機
    GXの推進と国民の負担
    戦略的自律への賛同と相反する国々
    ユーロという財政支配、One size fits none.
    移民問題と極右政党

    日本
    貿易赤字と円安に伴う不景気、国家の構造的変化
    「モノづくりの国」から「海外資産の収益で稼ぐ国」へ
    デフレマインドと「イノベーションのジレンマ」
    コンテンツ産業の充実と潤沢な対外純資産
    豊かに成熟し、縮小していく国家

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    2026年02月11日