木村紺のレビュー一覧

  • からん(7)
    最終巻がまた面白かったんだな、これが。書き下ろしの追加分が穂積さんのエピソードだというのは意外だった。確かに柔道部メンバーでキャラの掘り下げが全くなかったのは彼女だけだった。中松姉妹でさえ一巻分割いてたもんな。兼ねてから用意されていた穂積話だったんだろうな。

    穂積さんの話が最後というのは話の収まり...続きを読む
  • からん(5)
    第5巻半分程は、5月のある一日を描いている。大石先輩の柔道の試合と京(みやこ)の舞妓お見せ出しを交互に描写していくのだが、その疾走感が素晴らしい。僅か一日で色んな事が起こる十代の時間感覚が、よく出ていると思う。
  • からん(7)
    唐突な幕切れの最終巻。この作品はほんと作者の思う通りに最後までやってほしかった!高瀬の行動、柔道の精神のあり方、そして書き下ろしで穗積さんのクローズアップで終わった7巻。ボリュームたっぷり楽しめます!
  • からん(6)
    神戸在住では、人物すら作者の愛した神戸という町の風景の一部であった(と私は思ってる)んですが、この作品ではぐっと人物たちに近づいた描写をしています。その分とても臨場感があって、リアルで、面白いです。登場人物たちはみんな巨娘と同様に漫画的フィクションに満ちていて、いわばよりデフォルメされている、と言っ...続きを読む
  • 神戸在住(1)
    震災後に父の転勤で神戸に引っ越してきた地味めな女子大生・桂の日常を淡々と綴ったマンガ。
    ・・・と書くと退屈そうに見えますが、私にとってはずっと手元に置いておいて、折々で読み返したくなる作品です。
    3巻で、主人公の友人の目を通した阪神大震災が描かれています。
    ほかのエピソードと同様の静かなタッチで、大...続きを読む
  • からん(5)
    既刊一気買い。柔道×京都×女子高。
    柔道なんて高校のとき授業でやっただけですが。超面白れー。
    単行本オマケの充実っぷりもイイね!

    「わしの勝ちもわしの負けも
    みなわし一人のもんや
    1mm 1gたりとも結果を誰かに託したり
    押しつけたりせえへんのじゃ」という圧倒的格好良さの萌先輩をはじめ、それぞれキ...続きを読む
  • 神戸在住(9)
    全10巻だけど2巻から読んでくれるといい(1巻のはじめの方は絵がひどくてなんだか嫌だ.本のカバーを外すと訳のわからない4コマ漫画が表と裏にあって、それは好き)

    震災の話とかあってそれが全体のテーマかと思ったら、初めの方だけで、大体は大学の他愛も無いお話(こんな大学生活送りたいなーって浪人生の頃に読...続きを読む
  • からん(4)
    今巻で高瀬の能力や京の能力が明るみに出てきた。どちらもこれまで読んできた“主人公キャラ”にはあまりいないタイプだなぁ。これが今後どのような影響が出てくるのか。更には描き下ろし漫画も丸々1話分ついたりして、木村紺先生は本当にすごい。胸の中が「ざわ…ざわ…」とざわつく作品。気持ちが揺り動かされる。こいつ...続きを読む
  • 神戸在住(1)
    全10巻。漫画ではあるが、漫画と小説の中間の様な、文字列の多い少し変わった本。肝心のストーリーはもとより、間のとり方、空気、画、その他全てが自分の好みに合致。好きです。
  • 神戸在住(10)
    ことばで言い表し難い素晴らしい漫画。私が最も好きな漫画の最終刊。さまざまなものがさまざまに落ち着き、動き出す。そんな一冊。1巻からしっかりと読み進めれば、きっと泣けます。泣きます。
  • 神戸在住(3)
    1月17日という日に改めて漫画「神戸在住」を読むのは有意義だと思う。3巻・5巻に震災のお話あり。
    それ以外の巻も、神戸が好きになる、神戸が好きな人にお勧めの良作。
    あと大学時代のスクールライフが懐かしく思い出せる点もお気に入り。
    何度も読み返してます
  • 巨娘(1)
    2008年の年末に購入したにも関わらず、2008年度の自分内ベスト2にランクインしたほどハマりました。

    ジョーさんが男前すぎる・・・お兄ちゃん(ジョーさんの彼氏)かわいすぎる・・・
    登場人物もみんな個性豊かで、いつ読んでもスッキリした気分になれる漫画。
    2巻はいつ・・・いつ出るんだ・・・!
  • 巨娘(1)
    作者である木村紺先生の「神戸在住」は、時間の流れがゆったりとした作風でしたが、これは真逆です。
    デカい・強い・豪快、な主人公、ジョーさんのとんでもない日常です。

    こういう人を「男前」って言うんでしょう。
    一度目を通せば、恐らく記憶に焼きつく漫画・・・と言っておきましょうか。
  • 神戸在住(10)
    長期連載漫画はダレるもの。
    おもろくなくなったら容赦なく途中離脱するべき。
    という私の概念を覆す千秋楽を迎えたのです、神戸在住

    刊を進むにつれておもしろくなっていくという不思議な漫画であった
    作者に魅せられたということかしら、
    気づかぬうちにりっぱな信者になっちゃったのかしら

    桂たちの卒業式の話...続きを読む
  • からん(1)
    アフタヌーン連載の不思議な柔道漫画。ギャグ漫画っぽい荒い絵柄と、妙な書き込みの多さが昭和の少年漫画を感じさせる。京都の女子高を舞台にした独特の世界観、主人公にマジで全くとりえが無い、マジでいかつくて可愛げゼロの柔道部主将、同期の入部者が舞妓さん、などなんだか色々新鮮。これからに期待。
  • 神戸在住(10)
    全巻購入済。
    エッセイ的なマンガ。

    神戸に住む大学生「桂」の目を通して紡ぎ出される
    ある意味平凡な学生の日々を描きながら、
    でもその一瞬一瞬が貴いものであるということを
    感じさせてくれる
    心に響くストーリー。

    読後、何か大切なものを受け取った感じが残る良いマンガです。
  • 巨娘(1)
    なんてパワフルなんだろう。
    雑誌掲載時にみつけて、単行本化が楽しみでしかたありませんでした!
    最近、おもしろい本ない?と聞かれて推す本にかならず入れてます。
  • 神戸在住(10)
    最終巻。桂の就職、大学卒業。今までを振り返る。日和さんのこと。これで終わりだなー。社会人編はないのかな?
  • 神戸在住(7)
    【メモ】日和さんとの日々・洋子ちゃんの旅立ち・この巻は必読かな?(この巻だけ読むとよく分からないと思うけど)
  • 神戸在住(1)
    【メモ】エッセイ感覚の漫画・震災後、家族で神戸に来た大学生が主人公・中華街・元高・須磨・ハーバーランド・美術展(ピカソ、マネ)・詳細でリアル