田村余一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代の普通の生き方においては、何かに秀でていたとしても(何かのプロダクトを生み出せるとか、営業ができるとか、事業を経営できるとか、医師とか弁護士とかの専門職であるとか、○○の研究の大家であるとか、○○の分野のインフルエンサーであるとか・・・などであっても)、基本的には分業で社会を構成しているにすぎず、自分の生業が直接的に自分を生かすものではない。そういう点で、この著者のような自給自足生活はまさに字のごとく自給自足であり、自立して自律した生き方をされている様子に尊敬の念を抱いた。
社会の分業から距離を置いて自給自足をしているので社会との接点が希薄だったり孤独なこともあるようだが、御用聞き屋として -
Posted by ブクログ
青森で自給自足で暮らす田中余一さんゆにさん、こどもさんの日々を綴った自給自足エッセイ。
色々な仕事を経たからこそ身に着けたスキル!
余一さんすごい!
そしてゆにさんのパワフル&楽しい生活
読んでてなんかもうお二人に会いたくなりました。
余一さんのチャレンジが楽しい文章に
きっとすごく大変なことや失敗もあったとは思いつつも
それを感じさせずに「わはは!」と笑いとばせるところがもう本当にすてき。
不耕起栽培の話やらニワトリさんの話やら
キウイトイレットペーパーやら…
ゴミの話やら
わははと笑いつつも「自然と共生して生活すること」の大切さをじんわりと教えてもらいました。
いつか田村さんファ -
Posted by ブクログ
「ノブナカなんなん」でお馴染みの青森在住田村家族のある意味告白本。電気・ガス・水道のライフラインを自給自足で何とか賄い、家も自前、御用聞きと家庭菜園の大型版で生計を立てつつ、新ライフラインのネット環境完備という自給自足のニュースタイル。たいちくんの素朴な愛らしさもあり、テレビでも必ずチェックしていた。余一パパの文才と絵心もなかなかのもので楽しく興味深く拝読させていただいた。新築を始めたマイホームも気になるが、たいちくんが義務教育の年齢になった時の生活の変化が今から興味深い。現段階ではレアケースな生活スタイルだが、崩壊しつつある資本主義経済と行き過ぎたグローバル化の弊害を考えると、レアでなくなる
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Posted by ブクログ
印象に残った箇所については、以下のとおり。
【P72】自給自足という名の自己満足。でも、自己を満足させるって素晴らしいこと。ジコマンは誰がなにを言おうが、本人にとってシアワセなことなんだ。
【P73】お客さんは神様にあらず。神様はいつでも創造・生産する側なはずであって、ただワガママ言って消費しまくるわけがない。
【P76】これぞシゴトって気がしている。
と同時に、世の中には「困ってもいない人を助けようとする」仕事が随分と多いなぁって感じている。
【P90】もはやトトとしてできることなんて、自分の生き様を見せていくだけなんだなぁ。つまり、自分の人生を、トトとしての役目を全うするこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ家や食料、水・電気・ガスのライフラインを自分で供給することが出来れば、お金への依存度を圧倒的に減らすことができると思いました。
お金への依存度が減るので、コロナみたいな社会情勢や物価上昇の影響を全く受けなくて済むなと。
むしろ先が読めない現代において、自給自足ベースの暮らしこそが最強だと思いました。
お金をかけずに自分で供給する分、時間や体力は普通の暮らしをしている人よりは必要になる。
しかし、悩み考えながら自分たちの生活を作っていくことができるから、生きている実感をすごく感じるだろうし、幸福度も会社員より高いと思いました。
自分は今ITスキルを使って仕事をしているので、ネットでいくらか稼ぎつ