平松謙三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
部屋の模様替えをしただけでもストレスになると言われている猫と世界を旅行なんて、猫ちゃんどこか無理してない?と恐る恐る読み出したが、なんのなんの!好奇心いっぱいの表情で世界を旅するノロの姿と、そこに垣間見える飼い主さんとの深い信頼関係に、とても幸せな気持ちになった。トルコ→ペットボトルを回収箱に投入すると猫の餌が落ちてくるマシーンがある、ドイツ→アニマルシェルターが確立していて町に野良猫がほとんどいない…といった各国の動物をめぐる進んだ取り組みも興味深い。「ノロの思慮深い行動に驚かされることが増えて、猫だからとみくびって考えないようになった。ノロの行動というのは、ノロなりの理由や理屈、気持ちから
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Posted by ブクログ
ネタバレ<目次>
第1章 黒いのがやってきた
第2章 ノロと旅
第3章 ノロと山暮らし
第4章 最後の22日間
<内容>
文鳥を飼っていたため、ネコ嫌いだった著者が、ノロマだけど、順応性の高い「ノロ」と旅に過ごした20年間を綴るもの。世界を股にかけ、欧州から北アフリカ、そしてトルコ(とてもネコ好きな国民らしい)。最後は日本国内を、いつの間に著者は、東京から八ヶ岳山麓へ。それはノロの後半生を幸せにしたようだ。ちょっと調べれば、飛行機も海外旅行も、ペットと行けるんだね、日本が一番厳しいかもしれない…。写真も多く、読んでてほっこりとなる本でした。 -
Posted by ブクログ
黒猫ノロと世界を旅した20年
大好きな本になりました。
美しい写真も
楽しい文章も
何度も見返して。
ノロの器の大きさを感じて。
憧れのネコとの旅行
旅先の風景とノロの写真
旅先の出来事
心温まるノロの行動
山での生活と写真
最期の時
全て、美しくて。
私はネコと暮らしてて、
ずっと撫でていたくて
ずっと見ていたくて。
週一回くらい、
近所の公園へお散歩行ってます。
お散歩行くと、家では見られない表情をします。
風を感じて目を細めたり
太陽の明るさに目をつぶったり
アリとかの虫に夢中になったり
鳥が飛び立つ様子に驚いたり
車が来ると顔を隠したり。
一緒に旅行行けたらいいなぁ
いつかキャ -
Posted by ブクログ
黒猫ノロと、著者さんとの37カ国にも及ぶ旅。
この本を読むまで、ノロのことは知らなかった。
単に、「猫が好き」「旅行が好き」「写真がいっぱいで楽しそう」というパラ見判断で読み始めた本。
一気にノロファンになった。
なんて、かわいいだろう!
なんて、おりこうなんだろう!
なんて、素敵な猫なんだろう!
最後の最後まで、私はノロが亡くなったことを知らなかった。
「晩年」と言う文字を見つけた時、ドキリとした。
ああ、亡くなってしまっているのかと。。。
でも、最期の時まで、ノロは色々なことを楽しみ、みんなから最大の愛情を受けて、安心して虹の橋を渡ったんだな。。。と知ったら、悲しいけれど、「おつ