島田潤一郎のレビュー一覧

  • 電車のなかで本を読む
    紹介する本はいろいろなジャンルに渡るため、私が出会ったことの無い本ばかりでした。本の紹介だけでなく、どういった時にその本を手に取ったのか、その本を読んでどんな感想を抱いたのか、などなど様々な思いが描かれていました。
    ひとつの本を紹介するのに2ページほどと短く、どこから読んでもいいとのことで、とても気...続きを読む
  • 電車のなかで本を読む
    夏葉社さんの書評集

    随筆かなと思い、読み始めた
    書評集ではあるが、日常を語り、併せて本を語る

    本とともに生きる人の随筆だし、書評集だし

    読みたい本が増えるなあ
  • 電車のなかで本を読む
    よくある書評本ではなく、著者の書籍に対する考え方が謙虚な姿勢で感じられる.また取り上げる書籍が前面に出るのではなく、著者の人生や局面で参考になった書籍をさりげなく紹介するスタイル。
    「パトリックと本を読む」とか読みたくなりました。
    それと「チボー家の人々」では、「主人公の名前すら、思い出せません。け...続きを読む
  • 電車のなかで本を読む
    雑誌の連載のまとめなので通勤電車などでサクッと読むのに最適。
    読書に離れた時にまた本を読もうかなと思い買いました。
  • 電車のなかで本を読む
    知らない本がいくつも登場し、島田さんの誠実な文章に今すぐ自分も読みたくなる。
    その本や読書の時間や体験にまつわるエッセイとしても、とても面白く読みました。
  • 電車のなかで本を読む
    書評という形をとっているが、著者自身の人生の回顧でもあり、読書とは何かを突き詰め、読書の魅力を語った本でもある。
    本を読む時間を「豊かな時間」と表現した著者に共感。
    大人になるとその本から何を学んだかとか、どんな情報を得られたかということに目が向きがちだけれど、子供の頃に長編小説に浸った時間はとても...続きを読む
  • 電車のなかで本を読む
    タイトルに共感して手に取った割に、あまり電車の中というシチュエーション自体は関係なかったが
    本を媒介として、筆者の生い立ちや現在の立ち位置について、踏み込みすぎず離れすぎずの微妙な距離感を保ちながら手繰ることが出来るのは書籍のスタイルとして面白いと思った。

    掲載媒体はフリーペーパーとのことで、見知...続きを読む
  • 電車のなかで本を読む
    出版社の経営者が、1話につき1冊の本を紹介する。高知のフリーペーパーで連載されていたコラムを纏めた一冊。

    どれも筆者の体験談と、その本紹介への結びつけが見事で読み始めると止まらない。
    前半、後半部の本は特に読みたいと感じた。
    読む本に困ってる人には読んで欲しい。
  • 電車のなかで本を読む
    本を読むことの意義を考えさせられる本。
    娯楽で読む?勉強のため?本を読まなくなる期間があれば開こうかな。
  • 電車のなかで本を読む
    本を読む事への気持ち、読みたいけど読めない気持ち。読書って時期と環境によって変わるよね?ってそれはそれで良いんじゃない?って友達に言われたような気分。私自身が何年振りかの読みたい、読める時期に入った今だから発売前から目について読めたのかも。紹介されている本も色々気になったので読みたいリストに入れよう...続きを読む
  • 電車のなかで本を読む
    著者自身の生き方・生活と絡めての本の紹介。高知新聞社発行のフリーペーパーK+連載記事をまとめたもの。と書くと面白そうなんだけど、感覚的に微妙なずれを感じる。若い人が対象だからなのかなあ。つまり私が年寄りになったということなのだろう。
  • 父と子の絆
    子どもが生まれて変わる生活、楽しさ、苦労が詰まっている。スマホをガラケーに替えて子どもと向き合おうとする姿勢、いいなと思った。
  • 父と子の絆
    私も既に経験した幼児との日々。島田さんの文章がなんというか力みのないいい良い文章で、随筆なのかもしれないが良い物語になっていると思って読んだ。
  • 父と子の絆
    独り身の自分に子育ての大変さを訴えてくる人はおらず、「こんなに大変だなんて誰も教えてくれなかった」という言葉に、やっぱりそんなに大変なんですね、と子育て中の友人に想いを馳せる。そして自分の親にも。お芋ばっかり食べてる息子を愛しく見ている親の気持ちを想像すると、そこらで遊ぶ子供たちもかわいくみえてくる...続きを読む
  • 古くてあたらしい仕事(新潮文庫)
    感想
    仕事を通した人との触れ合い。話を聞く。相手を知る。自分のことも知ってもらう。どれだけ自分を出すか見極めが難しい。だけど楽しく朗らかに。
  • 古くてあたらしい仕事(新潮文庫)
      ひとり出版社夏葉社を立ち上げ素敵な本を出し続けている島田さんが、出版社を作ることになった経緯や様々な苦労、本作りにかける思いなどを綴ったエッセイ。

     夏葉社を立ち上げることになったいきさつは、『あしたから出版社』でも書かれているので、結構知られていることだと思うが、とても仲の良かった従兄の事故...続きを読む
  • 電車のなかで本を読む
    著者は夏葉社という出版会社を一人で立ち上げたひとり出版社の先駆けといわれている方です。長い間就職浪人を続け、ひとり悩みもがいた時代から現在に至るまで、著者にさまざまな影響を与えた本が紹介されています。併せてその本を読んだ時の著者の日常も綴られていて短いエッセイを読んでいるようでした。本に対する愛情が...続きを読む
  • 電車のなかで本を読む
    親しみやすい文章で筆者のお気に入りの本を紹介されている。
    読んでみたい本がまたたくさん増えてしまった。
  • 電車のなかで本を読む
    著者の本に対する思いが伝わってくる一冊。

    親戚たちが大勢暮らす高知を故郷のように思い、好きなのがよくわかる。
    素直で丁寧な優しい文章である。

    第一章 高知から本を思う
    第二章 本との出会い
    第三章 子どもと本
    第四丈 本から得られること

    項目ごとにわかりやすく読みやすい。
    どれも著者自身の生活...続きを読む
  • 電車のなかで本を読む
    この題名だけで共感して読みたくなってしまいます。電車の中がこの世で一番本を読める空間です。電車通勤万歳。
    夏葉社の島田さんの本は軒並み読んでいますが、こちらはエッセイプラス読書紹介です。読みたい本がまた増えました。