丹下京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ実家が飲食店の主人公。友達と、子ども食堂に入ったことがきっかけで、子ども食堂に興味を持ち、子ども食堂に関わってる人達を手伝いながら色々勉強していく物語だった。
「食べ物に困っている人のための食堂だから、困っていない人が食べたら迷惑なのでは」など子ども食堂に対しての考え方が1人ひとり違うことを学んだ。
包装の角が潰れている、ラベルの印字が薄い、パッケージが古い、形が不揃い、ほんの少し欠けているなどで店頭に並べられなくなり本当なら捨てられるはずのものや、フードドライブで集まった食品を、カテゴリー別に分ける。その分けたものから食べ物に困っている世帯ごとに配分し、それを食品パックという名称で配って -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに引用された句がよいね。
ゲスト審査員の角田光代選の一句だ。
去年今年猫は髭から眠るもの もふもふ
子猫、猫の恋、さらには竈猫と、猫は季語にもなっている。犬が「猟犬」くらいしかないのよりは、あるほうか? 近頃は、家の中で飼うのが当たり前となってきているので、その行動も、じっくり観察もしやすく、句も浮かぶというもの。
猫の可愛さを詠んだ句よりも、亡き猫や、亡き人と猫の想い出を詠んだ句に、じんわりくる。年取ったなあ。
亡き猫と遊びし部屋の障子貼り 小宮太郎
亡き母の衣服枕に猫眠る 大野貴子
他にも、「亡き夫の~」とか数句。
ちょいと「亡きxx」という発句が多いのが気にな