丹下京子のレビュー一覧

  • アゲイン

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    ぼくはこの本を読んで、こども食堂のことについて知りました。はじめは誰でも入れるという訳では無いと思っていたけど、この話を読んで誰もが笑顔ではいれる場所だと分かりました。

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    2024年11月13日
  • アゲイン

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    ネタバレ

    実家が飲食店の主人公。友達と、子ども食堂に入ったことがきっかけで、子ども食堂に興味を持ち、子ども食堂に関わってる人達を手伝いながら色々勉強していく物語だった。

    「食べ物に困っている人のための食堂だから、困っていない人が食べたら迷惑なのでは」など子ども食堂に対しての考え方が1人ひとり違うことを学んだ。

    包装の角が潰れている、ラベルの印字が薄い、パッケージが古い、形が不揃い、ほんの少し欠けているなどで店頭に並べられなくなり本当なら捨てられるはずのものや、フードドライブで集まった食品を、カテゴリー別に分ける。その分けたものから食べ物に困っている世帯ごとに配分し、それを食品パックという名称で配って

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    2024年02月22日
  • アゲイン

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    「ウチ、極貧なの」。これを小学生が言える勇気。確かにアオイにはカンナの気持ちが分からないだろう。極貧生活を送ったことのないアオイには。してもらうばかりで何も考えないアオイはカンナと関わることで貧困やフードロスに目を向けるようになる。タダでもらうことの恥ずかしさや惨めさは体験した人しか分からないし、周りの偏見の目もあるだろう。でもまずは知ることから始めないと何も変わらない。ぜひティーンに、いや大人にも読んでほしい本だ。誰だっていつどうなるかは分からないのだから。

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    2023年10月18日
  • アゲイン

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    子ども食堂、食品ロス、フードバンクのことを物語を通じて知ることができるのは素敵なことだ。物語だから主人公同様「自分ごと」として考えられるのではないか。それが物語が持つ力だろう。
    ちょっとしたことでうまくいったりギクシャクしたりの友達関係も味わえます。

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    2023年09月27日
  • アゲイン

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    子ども食堂テーマですごい鋭い作が来ましたね。でもちゃんと子どもが受け止められる範囲の出力で、考え行動することの大切さと明るさのある未来を語っていて、いい内容だった。貧困、すっかり子供をめぐる社会問題として定着しちゃったな。大人の1人としてふがいない気持ちになりますね。

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    2023年08月28日
  • アゲイン

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    5年から。言葉がわかりやすく読みやすい。先進国である日本の貧困の様子やフードバンクの現場の様子、子どもたちの様々な環境が、ノンフィクションのようにリアルに書かれている。最後に、おはなしSDGsやおはなしサイエンスのように解説ページもあるのが良い。貧乏という言葉の差別感への劣等感も無くなるくらいに、認め合って支えられる社会になることを願いたい。

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    2023年08月09日
  • 猫は髭から眠るもの

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    ネタバレ

    タイトルに引用された句がよいね。
    ゲスト審査員の角田光代選の一句だ。

    去年今年猫は髭から眠るもの   もふもふ

    子猫、猫の恋、さらには竈猫と、猫は季語にもなっている。犬が「猟犬」くらいしかないのよりは、あるほうか? 近頃は、家の中で飼うのが当たり前となってきているので、その行動も、じっくり観察もしやすく、句も浮かぶというもの。

    猫の可愛さを詠んだ句よりも、亡き猫や、亡き人と猫の想い出を詠んだ句に、じんわりくる。年取ったなあ。

    亡き猫と遊びし部屋の障子貼り  小宮太郎

    亡き母の衣服枕に猫眠る  大野貴子

    他にも、「亡き夫の~」とか数句。
    ちょいと「亡きxx」という発句が多いのが気にな

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    2022年09月27日