ゲイブ・ブラウンのレビュー一覧

  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    ネタバレ

    リジェネラティブ農業により、栄養素が高くなる。またカバークロップによるCO2削減、水の効率的な利用(CO2削減)と言った現代のカーボンニュートラルを解決する農業になる

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    2023年05月03日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    アメリカの環境再生型農業のパイオニア 
    ゲイブ・ブラウン
    そのルーツは日本の農哲学者、福岡正信『自然農法 わら一本の革命』から影響を受けていると知り感激。
    慣行農業の負の歴史から、リジェネラティブ(環境再生型)農業へと時代は変わっていく。いや、むしろ環境再生型農業が本来の食料生産の形であり、ありのままの自然なのだ。
    ようやく世界が"気づき"始めてきた。アメリカという大国が農業というシステムを根本的に変えていけば世界も賛同していくはずだ。
    福岡正信を生んだ日本は、相変わらず周回遅れどころか有機農業自体が圧倒的少数派であるという残念な状況。立ちはだかる壁は大きい。
    自分たちだけ

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    2023年03月13日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    農業で土の栄養が大事なこと、土の栄養は微生物がどれだけ生息しているかに直結する。
    耕作や化学肥料は土壌の微生物を減らす方向に働き、土地がやせ細り、農作物の収穫量や栄養が減る。さらに、化学肥料を含んだ水分が川などに漏れだし、環境に影響がある可能性がある。
    長い目で農業を持続可能とするためには、化学肥料を減らし、土壌の微生物を増やすようにする。その方法として、カバークロップを使うことを本書で上げている。

    土壌の影響や農作物の収穫量、栄養などを科学的に分析出来ていれば、無駄に化学肥料や除草剤を使うことにならなかったのではないか?
    そこのなぜ?の部分が解明出来ていなかったから、化学肥料に頼ることにな

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    2022年08月21日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

    購入済み

    環境再生型農業と訳されるリジェネラティブ農業。その実践家で、第一人者の著作が待望の邦訳化。
    この手の思想に精通した訳者により、非常に読みやすく翻訳されている。
    著者がリジェネラティブ農業の道を歩むようになったエピソードをベースに、栽培技術、自営農家の経営や相続、慣行農法の課題など幅広く紹介されている。
    リジェネラティブ農業とは一体何か、と思ったときに先ず読む本としてオススメできる。

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    2022年07月18日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    農場経営者。気候変動対策として、いま世界で注目を集めるリジェネラティブ農業(環境再生型農業)の第一人者。アメリカ、ノースダコタ州で2,000ヘクタールの農場・牧場を営む。妻と息子の家族3人でたび重なる危機を乗り越え、化学肥料・農薬を使わない不耕起栽培によって自然の生態系を回復させる新たな農業を確立した。その農場には国内外から毎年数千人の見学者が訪れるほか、講演やメディア出演も多数行い、世界中にメソッドを伝えている。米国不耕起栽培者賞、天然資源保護協議会から成長グリーン賞を受賞。

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    2022年07月18日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    「小さな変化を生み出したいなら、やり方を変えればいい。大きな変化を生み出したいなら、見方を変えなくては」
    この言葉が印象的でした。どんなことに置いても言えることだろうと思います。畑仕事はしないけれど、小さな植木鉢やプランターでも何かヒントにかるかもしれないと思いました。

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    2025年02月02日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    生命がいかに土によって育まれているのかということ、それを未来永劫にわたって続けるためには、育まれている側も、土を育むという視点を持つことがいかに大事か、と考えさせられる。
    持続可能な農業(経営)についての勉強になるだけでなく、まずは自分も庭で植物を育てながら土を育ててみたいな、という気持ちになれる、温かい読後感を抱く一冊でした。

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    2024年01月02日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    ゼロ・ウェイスト・ホーム、ゼロ・プラスチック生活と服部さんの翻訳の本がとても良かったので、「土を育てる」も続けて読んでみました。

    農業に携わったことのない私でも、
    頑張って耕して、肥料入れて、消毒して、、、という農業のイメージと全く逆のアプローチはとても新鮮でした。

    土の6原則
    1.土を機械的、化学的になるべくかき乱さない
    2.土を覆う
    3.多様性を高める
    4.土の中に生きた根を保つ
    5.動物を組み込む
    6.背景の原則


    土の中に多くの有機物や水を溜め込める農地を作ることは、温暖化対策や洪水予防としても有効です。

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    2022年08月26日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    面白い。ただのノウハウ本ではない。確かに御多分に洩れず成功者の話ではあるが、単に農に限らない学びがあります。環境問題や人生哲学など。
    しかし成功者の話っていつも、失敗から学べ、が含まれている。でもそれは成功者の話なのだ。と思う。

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    2022年08月21日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    著者が示す5つの原則は、化成肥料や除草剤など、近代のテクノロジーがなくてもできることばかりだ。

    そうすると、こんな疑問が生じる。

    著者が言っていることが事実なら、なぜ昔の人々は耕していたのだろうか? そして、なぜわざわざコストをかけて肥料や農薬を買うようになったのだろうか?
    ただ単にバカだったから?

    私は昔の人々はバカだとは思わない。莫大な労力をかけて耕起してきたのはそれなりの必要性があったからに違いない。
    著者が嘘をついているとは思わない。しかし、上記の私の疑問に答えてくれる説明がなかったところが低評価だ。

    昔の人には利用できなかった最新のテクノロジー(播種機とかソーラーパネルでゲー

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    2023年08月15日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    「生態系を再生し、栄養価の高い食べ物を作り出す」

    筆者がこのコンセプトに至った経緯、それを元に既存のやり方を脱却する際の試行錯誤、その結果が描かれた本です。
    単に理論が書かれているのではなく、実際に農業に生活がかかっている筆者の活動の軌跡が綴られており、プロジェクトXのようなドキュメンタリーを観た気分でした。私は門外漢なので、どれだけ筆者が記載していることを信頼できるのか判断がつきませんが、

    ▪️「耕す」という労働の代名詞にもなっているような行為が実は土壌にマイナスの影響を及ぼしていること
    ▪️「多様性」というキーワードが様々な仕組みを考える上で重要であること
    ▪️無数の生物から成る、目に

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    2023年06月24日
  • 土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命

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    ネタバレ

    耕さない
    刈り取った草を敷き詰める
    多様な品種を混植する
    雑草を引き抜かずに根を残す
    動物を組み込む

    など。
    多殖でほしい作物が十分に収穫できるのか、はなはだ疑わしい。

    インターンの記述が面白かった。農場がキロ単位の大きさなのに( ゚Д゚)。
    ギア低速でのろのろ集合場所にやってくるインターン。
    私もやりそうだ。

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    2023年06月23日