藤木和子のレビュー一覧

  • きょうだいの進路・結婚・親亡きあと ―50の疑問・不安に弁護士できょうだいの私が答えます

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    著者は障害のある弟と育った「きょうだい」である若手弁護士。そのため、「きょうだい」の心情に大変寄り添い、法律的にこれからの様々な課題について説明している。Q &A方式で読みやすいのも◎。「きょうだい」のバイブルと言えるのでは。
    当事者に相談された時は薦めたい。

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    2024年05月13日
  • きょうだいの進路・結婚・親亡きあと ―50の疑問・不安に弁護士できょうだいの私が答えます

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    ネタバレ

    勉強になった箇所
    - 兄弟姉妹は扶養義務は事実上なし。まずは自分の生活を守る。優先すべきは? 兄弟は余裕がある範囲で助ける。余裕がなければ、障害のある兄弟姉妹や親への仕送りなどは不要。法律はまず自分の生活、未成年の子供、夫婦の生活を守り、優先させる。弟さんや親が困る時は生活保護などの制度が利用可能。

    - 余裕があるの基準は?兄弟は余裕がある範囲で助けるに少し不安が。私は会社員です。休みに旅行するのが生きがいなのですが、我慢して実家にお金を仕送りすべきですか?これについての答えはノーです。一般的な収入額の範囲で趣味を楽しむことは余裕があることにはなりません。趣味はリフレッシュも仕事のうちとも言

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    2024年05月08日
  • 「障害」ある人の「きょうだい」としての私

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    もっと早く読みたかった〜〜!!自分と照らし合わせ、きょうだい児だからって色々我慢してることが多かったなあと実感。巻末資料が役立ちそう。

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    2023年08月12日
  • 「障害」ある人の「きょうだい」としての私

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    「きょうだい」としての気持ち、想いについて知ることができてよかったです。

    言葉にして表現していただけたことで、ほっとしているきょうだいさんもいらっしゃるのではないか、と想像します。

    「ヤングケアラー」という言葉に含まれる状況は本当に様々で、支援者としてしっかり学んでいかないと見落としてしまいそうだ、と危機感を抱きました。

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    2022年09月24日
  • 「障害」ある人の「きょうだい」としての私

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    タイトルが自分のことだったので発刊されてすぐ手に取り。しかしなかなか手を付けられませんでした。
    内容としてはヤングアダルト向けかつ今問題にされてきているヤングケアラーについて多く書かれている印象です。

    私の事情にも重なるところもありましたが、やはり障害の軽重や種類、兄弟の生まれ順や関係性による個々の差異というものの大きさを感じさせられます。だから様々な「きょうだい」たちのそれぞれの事情をたくさん知ることが大事なのでしょう。そうしなければ、みんなに本当に必要なケアや決まりをうまく定めることは今の時代にあっても難しいものなのだと思われます。
    何ができるのか、これからどうしたらいいのか、自分は自由

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    2023年01月29日
  • 「障害」ある人の「きょうだい」としての私

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    新聞でもヤングキアラのことが取り上げられるようになり、それがきっかけでこちらの本と出会いました。
    きょうだい同士でも別々の人生。
    進路、恋愛、結婚、親のあるうちに。
    どんな家族構成であっても、それはテーマになるでしょう。割り切れない部分てみんな人知れず抱えてるんじゃないでしょうか。
    今回はタイトルのとおり、悩んでいる人にとっては、自分の思いを共有してもらえる場所があると言うことを知るきっかけになる本だなと思いました。

    幼稚園や小学校の先生方にはもちろんいろんな家庭環境など情報共有がなされていると思いますが、悩みを共有する場所があるんだよーと言うことを、子どもたちにしってもらえるようにしてほし

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    2022年04月18日