藤木和子のレビュー一覧
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著者は障害のある弟と育った「きょうだい」である若手弁護士。そのため、「きょうだい」の心情に大変寄り添い、法律的にこれからの様々な課題について説明している。Q &A方式で読みやすいのも◎。「きょうだい」のバイブルと言えるのでは。
当事者に相談された時は薦めたい。Posted by ブクログ -
勉強になった箇所
- 兄弟姉妹は扶養義務は事実上なし。まずは自分の生活を守る。優先すべきは? 兄弟は余裕がある範囲で助ける。余裕がなければ、障害のある兄弟姉妹や親への仕送りなどは不要。法律はまず自分の生活、未成年の子供、夫婦の生活を守り、優先させる。弟さんや親が困る時は生活保護などの制度が利用可能。...続きを読むPosted by ブクログ -
もっと早く読みたかった〜〜!!自分と照らし合わせ、きょうだい児だからって色々我慢してることが多かったなあと実感。巻末資料が役立ちそう。Posted by ブクログ
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「きょうだい」としての気持ち、想いについて知ることができてよかったです。
言葉にして表現していただけたことで、ほっとしているきょうだいさんもいらっしゃるのではないか、と想像します。
「ヤングケアラー」という言葉に含まれる状況は本当に様々で、支援者としてしっかり学んでいかないと見落としてしまいそう...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルが自分のことだったので発刊されてすぐ手に取り。しかしなかなか手を付けられませんでした。
内容としてはヤングアダルト向けかつ今問題にされてきているヤングケアラーについて多く書かれている印象です。
私の事情にも重なるところもありましたが、やはり障害の軽重や種類、兄弟の生まれ順や関係性による個々...続きを読むPosted by ブクログ -
新聞でもヤングキアラのことが取り上げられるようになり、それがきっかけでこちらの本と出会いました。
きょうだい同士でも別々の人生。
進路、恋愛、結婚、親のあるうちに。
どんな家族構成であっても、それはテーマになるでしょう。割り切れない部分てみんな人知れず抱えてるんじゃないでしょうか。
今回はタイトルの...続きを読むPosted by ブクログ