基本的には頭を空っぽにして読める、紳士枠の作品。ネットカフェの前で倒れた真衣さんを介抱する事になって、関係を持つようになるのも唐突なら。その事に怒った真衣さんの幼馴染の夏織とも関係を持つようになるのも、唐突。何でそうなるのだろうと考えたら、負けだな。考えるのではなく、感性で読むべき作品。2人が、主人公をネットカフェの店員としてのみ認識しており、最後の方までクラスメイトの陰キャラ男子と認識していなかったのも、何でと思ったら負けなんだろうな。最後は主人公の正体が明らかになり、真衣さんが担当する林間学校が上手く開催できて良かった。